南海トラフ地震防災 一口講座 vol.1
「南海トラフ地震防災 一口講座」 vol.1
防災士 井上隆志
「防災は相手を知ることから始めよう」
昭和21年12月21日発生の「昭和南海地震」から約80年です。
南海トラフ地震の発生履歴は、概ね200年から100年間隔となっています。
令和7年9月26日、政府の地震調査委員会は“今後30年以内の南海トラフ地震の発生確率を60%~90%程度以上”と発表しました。
そして“必ず発生することを前提に備えること”と述べています。
防災あるいは減災のためには、日頃からの取り組みの積み重ねが”その時“に効果を発揮することとなります。
「防災」と言うと「防災食の備蓄」、「防災トイレの備蓄」、「非常持ち出し品の準備」などが思い浮かぶでしょう。
しかし、何を、どれだけ、保管方法は、などに悩みます。
心配ご無用です。「相手を知ること」から始めてください。
つまり、「南海トラフ地震の被害想定」を確認してください。
震度、津波浸水深及び到達時間、地盤液状化可能性などの被害想定は国や地方自治体の「ハザードマップ」などで確認する事ができます。
地盤の高低差、避難場所、避難所、土砂災害危険区域、等も地方自治体の公表資料で確認する事ができます。
特定の場所だけでなく周辺地域にどのような災害リスクがあるかを知ることが出来れば「その時に役に立つ防災」に取り取り組みやすくなると考えます。
