南海トラフ地震防災 一口講座 vol.3
「南海トラフ地震防災 一口講座」 Vol.3
防災士 井上隆志
タイトル:「マグニチュードと震度は親戚?」
気象庁が地震発生に伴い発表する情報に「マグニチュード」と「震度」があります。
「マグニチュード」とは、地震そのものの規模を表す指標で地震のデータや計算式を用いて算出します。
マグニチュードが0.2増えるとエネルギーは約2倍、1増えると約32倍になります。
一方、「震度」は、ある場所での揺れの強さを表し震度計で観測されます。
地震の揺れを示す「震度階級」は0~7までの10段階で、5及び6にはそれぞれ「強」と「弱」があります。
気象庁の震度階級の説明では、震度3で電線が揺れ、5弱で電柱が揺れるのが分かる、とあります。
マグニチュードが大きくても震源地との距離が遠ければ震度は低くなるので、地域により震度が異なることとなります。
「マグニチュード」と「震度」の違いがお分かりになりましたか。
気象庁によると1946年発生の昭和南海地震のマグニチュードは8.4。
今後発生が想定されている南海トラフ地震について高知県の公表(平成24年)ではマグニチュード9.0、高知県内では最大震度7となっています。
2011年3月発生の東北地方太平洋沖地震はマグニチュード9.0、最大震度7で南海トラフ地震の想定と同程度です。
必ず地震が発生するという前提に立って、備えを積み重ねてください。