南海トラフ地震防災 一口講座 vol.4
「南海トラフ地震防災 一口講座」 Vol.4
防災士 井上隆志
タイトル:「ダンゴムシかヤモリか」
揺れ防御の基本として「場所」、「姿勢」、「時間」を取り上げます。
日頃から周囲の危険物を特定して危険な状況が発生する可能性が少ない場所を「揺れ防御エリア」として把握しておいてください。
揺れに対する「防御姿勢」としてダンゴムシのポーズは転がり易いので、ヤモリあるいはカエルのポーズが揺れに対しての踏ん張りがきくでしょう。
机の下に避難した場合には脚をしっかり掴んでください。
落下物からの保護のためヘルメットなどの保護具着用が望ましいです。
防御姿勢を継続する時間として被害想定にある「揺れ継続時間」が一つの目安です。
揺れが一旦収まったと感じても、自分の体と周囲の状況を確認してから次の行動に移ってください。
事業所内において揺れにより凶器と化すものとして、天井や壁への吊り下げ品や備品上部への積み上げ品、キャスターのついた事務機器、幅に比べて高さのある書類棚などがあります。
上部に置いたものは落下、キャスターのついた機器は移動、高さのある書類棚は転倒、の可能性があります。
これらに対しては、配置場所の検討、固定器具や転倒防止器具の使用などの適切な揺れ対策を行ってください。
貴方の無事が事業の継続に繋がります。