地域医療連携室 > 高知ヘルスシステム > 高知県内の診療所・病院の方へ > 開放病床(オープンベッド)のご利用について

開放病床(オープンベッド)のご利用について

■開放型病院(病床)とは
先生方(登録医)が担当している患者さんが大学病院に入院していただいた場合に、登録医と開放型病院の医師が、共同して診療・指導などを行うことのできる専用のベッドを備えている病院であって、厚生労働大臣が定める開放利用にかかる施設基準に適合しているものとして、都道府県知事に届け出た病院のことです。高知大学医学部附属病院は、このベッドを7床設置しております。

■登録医のメリット
担当している患者さんに入院治療が必要となったときに、大学病院に出向いて共同で診療することができ、入院中の医療行為に参加することにより、診療の中断がありません。
大学病院の大型医療機器を利用できることや専門的知識・技術の向上に役立ちます。
入院中の診療は大学病院が担当しますので、自院の診療機能を犠牲にすることはありません。
診療上のセカンド・オピニオンが保証されます。

■患者さんへのメリット
患者さんの治療について診療所と大学病院の医療が中断することなく、一貫した診療体制が確保されます。
診療所の医師が必要に応じて入院中の患者さんの回診を行うことができ、大学病院の医療スタッフと診療の連携を図ることができます。
退院後も引き続き診療の連携により、診療所で専門的な医療を継続して受けることができます。
緊急時も大学病院を利用でき、安心して診療所の診療を受けることができます。

開放病床ご利用方法