第2回　高知さくらんぼの会　公開講座
	人工ぼうこうウロストーマで情報交換

日　時：平成 21年 3月15日(日) 午前9時30分 〜 午前12時00分
場　所：高知城ホール 2階　高知市丸の内2-1-10

　ウロストーマ(人工ぼうこう)や装具に関する疑問や悩みを気軽に話し合い、情報交換してもらおうと、ウロストーマ患者会「高知さくらんぼの会」の第2回総会がこのほど高知市内で開かれた。患者や家族ら約四十人が参加し、医師や看護師、医療ソーシャルワーカー(MSW)らと意見交換した。

　会では、高知大医学部付属病院地域医療連携室のMSW、高橋武史さんが「ウロストメイト(ウロストーマ保有者)と福祉サービス」と題して講演。

　身体障害者手帳の取得や税金減免などの各種サービス、ストーマ装具購入時の助成、障害年金・介護保険などの申請や利用法などを説明し、「こうした医療・福祉サービスは、必要なときに必要な人へきちんと提供されることが大切。患者さんの声に耳を傾け、市町村とも密に連携して包括的な支援につなげたい」と話した。

　講演後、人工肛門(こうもん)保有者を含むオストメイトに対応したトイレの普及・設置状況などに関する質疑応答も行われた。

(平成21年3月27日　高知新聞朝刊より抜粋)

第2回総会の様子 (高知城ホール)	第2回講演 (高橋武史さん)