第3回　高知さくらんぼの会　公開講座
	装具の悩み情報交換

日　時：平成 21年 9月20日(日) 午前9時30分 〜 午前12時00分
場　所：高知城ホール 2階　高知市丸の内2-1-10

　ウロストーマ(人工ぼうこう)を持つ患者らでつくる患者会「高知さくらんぼの会」の第3回総会がこのほど高知市内で開かれた。患者や家族ら約30人が参加し、ストーマや装具に関する疑問、悩みなどについて医師や看護師、医療ソーシャルワーカーらと情報交換した。

　総会では、高知大医学部の鎌田雅行講師(泌尿器科)が「ぼうこうがん―手術後の外来診療―」と題して講演。鎌田講師は「ぼうこうがんは手術して終わりではない。再発や転移、さらには尿路変更後の合併症など、術後の経過をよく知り、適切な検査を受けることが大切」と強調。

　災害時などにストーマ装具が無料提供される公的サービスや、人工ぼうこう･人工肛門(こうもん)保有者に対応したトイレの普及･設置状況についても説明した。

　同会に関する問い合わせは、高知大医学部泌尿器科学教室内の同会事務局(088･880･2402)。

(平成21年10月2日　高知新聞朝刊より抜粋)

第3回総会の様子 (高知城ホール)	第3回講演 (鎌田雅行さん)