高知大学医学部附属病院

医学部附属病院次世代医療創造センター 清木元治特任教授が
日本癌学会 吉田富三賞を受賞しました

 平成25年10月3日〜5日にパシフィコ横浜(横浜市)で開催された第72回日本癌学会学術総会において、次世代医療創造センター 清木元治特任教授が、日本癌学会 吉田富三賞を受賞しました。
 これはがんの領域において、特に優れた業績を上げた学者・研究者に対して贈られる栄誉ある賞です。
 10月5日には授賞式が行われ、同会場にて、日本癌学会理事長 野田哲生氏より賞状が授与されました。

       
(左)授与された表彰状 (右)授賞式の様子
受賞理由:
 清木博士は、がん細胞が周囲組織に浸潤する際の鍵となる酵素として、膜型マトリックスメタロプロテアーゼMT1-MMPを発見し、MT1-MMPによるがん細胞表層での様々な基質タンパク質の切断による機能変換が、がんの増殖、浸潤、転移の制御に重要であることを明らかにした。 このことにより、がん細胞表層における"Pericellular Proteolysis"の重要性を明らかにする先駆的な研究で世界をリードした。

  学会ホームページ: http://www.jca.gr.jp/researcher/award/yoshida.html

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