細胞と親しい人工構造体のモノづくりを通して、細胞の生活環境と代謝制御の仕組みの大切さ、人間の安心安全と生活環境、自然と人間生活との整備、それらに相応しいイノベーションを高い信頼性が要求される新産業に適用、また、超微小な技術が大きなイノベーションへと連なって農学・工学・医学・薬学などの専門技術・農工医薬連携が人間を始め生物に優しい社会環境へ対応していることについて紹介し、最後に、高知大学の若い研究者や学生諸君へのメッセージにて、モノづくりへの思いを伝えたい。 本研究の起源は、がん化学療法に執念を燃やした若い血潮が「耐性化と副作用の狭間」の治療限界に突き当たり、患者と共に深く悩み長く苦しみ、医学研究に人生を奉げた自分の夢を儚み過ごしていた時に、ふと生まれた「細胞と親しい仲間創り」の奇想天外な発想であった。 高知大学と、現在、「予防農法の確立」に向け探索を進め、今後、構造体基盤の強化、食物アレルギーの予防と治療、難治性感染症予防対策、がん転移予防医学に、夢ある研究者との幅広い連携をもとに、世界を変える「いごっそう」仲間を募りたい。
[連絡先] 〒 783-8505 高知県南国市岡豊町小蓮 高知大学医学部生化学講座 TEL: 088-880-2588 FAX: 088-880-2314