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快適、安心、全身を一度に検査
PET検診をうけてみませんか
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高知大学医学部附属病院では、PET−CTを2台備えた「PET(ペット)センター」を今春開設し、平成18年4月中旬よりPET−CT検査を開始します。
“がん”は早期発見が何より大事です。最新の診断機器であるPET−CT検査は、“がん”に不安を持つあなたや、健康の維持を心がけるあなたの力強い味方になります。
アイコンPET−CT検査とは?
PETとは、Positron Emission Tomography(陽電子放射断層撮影装置)の略称で、人の細胞の働き(代謝)を見ることができる装置です
このPETにCTを組み合わせたものがPET−CTで、これまで発見できなかった“がん”の有無を高精度に確認することができる最新鋭の装置です

なぜ“がん”がわかるの?
がん細胞は、正常細胞の3〜8倍の速度でブドウ糖を取り込んで、エネルギーにします。
がん細胞があるとFDG(陽電子を放出するフッ素を付けたブドウ糖類似物質)をたくさん取り込むので、この強く集まる場所を突き止めることにより“がん”の位置を知ることができるのです

PET−CT検査の優れている点
@“がん”の早期発見
  “がん”や腫瘍など、早期発見が難しかった病変の位置や形、広がりを正確に診断できます
A安全で痛みもない
  痛みは最初の静脈注射だけで、PET−CT検査中は動くことはできませんが、痛みや苦痛は全くありません
  また、FDGによる微量の放射線被ばくがありますが、エックス線CT検査より少ない量で、人体にはほとんど問題がありません
B一度にほぼ全身の検査が可能
  FDGの投与(静脈注射)により“がん”や腫瘍の有無・位置などを調べるため、臓器ごとではなく一度にほぼ全身を検査することが可能です
C短時間で検査終了
  FDGを注射して1時間ほど安静にしていただいた後、PET−CTの検査台に30分間横になっていただくだけで検査が済み、受付から終了まで約2〜3時間という短時間でお帰りいただけます
検査方法

@500ccの飲水後、FDG(陽電子を放出するフッ素を付けたブドウ糖類似物質で、検査後尿の中に排泄されます)というお薬を静脈に注射します

Aお薬が全身に分布するまで約1時間、待機室でゆっくり休んでいただきます

BPET−CT装置を用いて約30分間撮影します(痛みは伴いません)

C検査終了(検査結果は後日説明させていただきます)
検査方法
有効性と限界
PET−CT検査には有効な“がん”とそうでない“がん”があります
@比較的よく検出される“がん” 
 頭頚部癌(舌癌、咽頭癌、喉頭癌、上顎癌、甲状腺癌)、肺癌、乳癌、食道癌、大腸癌、胆嚢癌、胆道癌、膵臓癌、子宮癌、卵巣癌、悪性リンパ腫、悪性黒色腫、転移や再発した癌

A見えないまたは見えにくい“がん”
 肺癌の一部(高分化腺癌、肺胞上皮癌)、腎臓癌、尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、その他1p未満の癌、食道・胃・大腸・子宮などの粘膜内癌、胃のスキルス癌(硬性癌)

PET検査は擬似ブドウ糖を使用した検査ですので、血糖値が高い方ですと診断しにくい性質をもっている検査となります。空腹時血糖値が150〜200r/dlを超える方は検査を受けられませんので、ご了承ください。また、高血糖の方は事前にお申し出ください。

なお、PET−CT検診は「がん」のスクリーニングを目的とした検査ですので、一般の健康診断(コレステロール増加や心電図異常など)ではありません
検診料金
検診は保険適用となりませんので、自費料金で91,000円となります
また、より正確な診断を行うため、下記の血液検査(腫瘍マーカー)を一緒に受けていただくことをお勧めします。血液検査を含めたPET−CT検診は、98,000円で実施させていただきます
   男性:CEA、SCC、CA19−9、PSA、AFP
   女性:CEA、SCC、CA19−9、CA125、AFP
(注)上記の料金については、保険点数改正により変更となる場合があります

問い合せ先
〒783−8505  高知県南国市岡豊町小蓮

 高知大学医学部附属病院
      PETセンター

  TEL 088−880−2220  FAX088−880−2260
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PET CENTER
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完成予想図