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当講座の松下拓也教授、橋本侑特任助教が、令和7年度公益信託高知新聞・高知放送「生命(いのち)の基金」より助成を受けました

高知新聞と高知放送による「生命(いのち)の基金」は難病や障害に向き合う人たちの支援や医療分野の研究を続ける高知県内の団体や研究者に助成するものです。
以下、助成を受けた研究について説明いたします。

松下拓也教授
【自己免疫性神経難病における年齢関連B細胞およびヘルパーT細胞の影響】

視神経脊髄炎スペクトラム障害や重症筋無力症は自己抗体が神経や神経筋接合部を攻撃して障害を起こす神経難病です。この二つの疾患は高齢になっても発症することが多い疾患です。高齢化することでヒトの免疫活動には変化が見られますが、こうした変化が神経免疫疾患の発症にどのように影響し、また症状の特徴を形成しているかについてはまだ明らかになっていません。本研究では神経免疫疾患において、年齢に関連した特定の免疫細胞集団の変化と臨床像との関連を解析します。高齢化社会において増えてくるであろう、高齢で発症する神経免疫疾患の予後の推定や治療法選択の指針となり、より副作用の少ない治療の確立に役立つことが期待されます。

橋本侑特任助教
【筋萎縮性側索硬化症患者におけるグレリン濃度変化と予後予測への応用】

筋萎縮性側索硬化症の患者では、体重減少や栄養不良が病気の進行に影響を与えることが知られており、栄養状態の改善が病気の進行を抑制するという報告が複数あります。私たちは食欲を増やすホルモンであるグレリンに注目し、グレリンの濃度が筋萎縮性側索硬化症患者の体内でどのように働いているかを評価し、病気の進行との関連を検討したいと考えております。この研究は、グレリンがALSの新たな治療標的となる可能性を模索するものであり、今後の治療への活用が期待されます。
受賞の様子
松下先生 賞状 橋本先生 賞状
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