センターの紹介


ごあいさつ

ごあいさつ

 高知大学医学部附属病院では2004年の新医師臨床研修制度開始に合わせて、卒後臨床研修センターが発足しました。当時は臨床研修医の募集や管理、連携施設との調整など、臨床研修に特化した役割を担っていました。その後、新専門医制度への対応、そして学部教育と卒後研修との円滑な接続、他職種の育成など、医療人の育成に幅広く対応する機能を備えた、医療人育成支援センターとして改組し、6年目を迎えました。

 当センターは3つの部門と医学教育IR室から構成されています。このうち、臨床研修医は初期臨床研修部門が、専攻医はキャリア形成部門が担当しています。また臨床技能研修部門では、スキルスラボの管理や、院内蘇生講習会の実施、SP(模擬患者)養成などの卒前・卒後教育に幅広く対応し、医学教育IR室では、高知大学医学部における教育に係るデータの集積・分析を通じて、教育の継続的改良に貢献しています。

 2004年の卒後臨床研修センターは事務職員1名、センター長1名でスタートしましたが、現在は各部門に部門長、副部門長を配し、地域医療支援室が業務を支える形となっています。時代のニーズに合わせて進化しつづけられるよう、柔軟な姿勢で取り組んでいきたいと考えています。

2023年6月 瀬尾宏美