内分泌・糖尿病内科/腎臓・膠原病内科
内分泌・糖尿病内科/腎臓・膠原病内科について
当教室では腎・膠原病、糖尿病・代謝、内分泌グループを教室の柱とし、それぞれが専門性を持ちながら診療・研究に当たっており、糖尿病、高血圧、内分泌疾患、腎臓病、リウマチ膠原病など多くの現代人が抱えている生活習慣病をはじめとした疾患群のトータルケアと先進医療をめざしています。また、内科一般の視野に立った専門知識の習得、臨床に根付いた研究が可能であり、研修終了後には、総合内科専門医はもちろんのこと、大学院での学位取得、それぞれの専門分野の専門医の資格を取得することが可能です。腎臓、透析、糖尿病、内分泌代謝、甲状腺、リウマチ膠原病などの分野において多数の専門医・指導医が在籍しており、非常に層の厚い指導体制が整っています。
女性医師キャリア形成支援プログラム
以前より、女性医師が仕事を続けることが難しい理由として、キャリア形成の時期と妊娠・出産・育児の時期が重なることが挙げられていました。当科では、向上心を持つ女性医師が家庭と両立しながら医師のキャリアを重ねていけるよう、個々の状況に対応し、全面的にバックアップ致します。
当科の専門分野である 糖尿病、腎臓病、リウマチ膠原病、内分泌疾患、高血圧などの研修を積極的に受けていただくのはもちろんのこと、勤務時間は1日8時間以内かつ週30時間以内とし、時間外勤務や当直は個々の状況により免除も可能です。原則的には当科の病棟・外来診療、教授回診、カンファレンスなどに参加して頂きますが、習得したい専門分野に合わせた研修時間を個別に設定することも可能です。また個人の希望によっては週1~4日勤務や半日勤務など、研修・診療・研究と家庭生活が両立できるよう配慮しています。実際、育児休暇明けの女性医師が勤務しており、専門医や学位取得に向けてのサポートを行っています。
このような対策は今後の働き方改革においても重要ですし、男性のいわゆる育メンとしての勤務形態のあり方も考慮しています。アットホームな雰囲気の中、女性も男性も共に働きやすい環境を目指しています。
当科の専門分野
現在、社会的に問題になっている糖尿病・高血圧・肥満症などの生活習慣病や慢性腎臓病、腎不全、甲状腺疾患、リウマチ膠原病などの自己免疫疾患などは当科の専門領域です。これらは今後更に専門医の拡充を必要とされている分野です。当科はこの分野での専門医の主要育成機関であると評価されています。関連病院も多く、当科における研修実績を高く評価して頂いています。是非、意欲のある、元気な方々に多数入局して頂き、当科の理念に基づき、臨床や研究に活躍して頂きたいと思います。
研修目標
内科学一般を広く研修し、研修終了時には一般内科医としての総合的考察力を身に付けた上で、当科の専門分野である腎臓・リウマチ膠原病、糖尿病・代謝、内分泌、高血圧などの専門的知識を習得することを基本としています。 近年、医師の世界も非常に専門分野が細分化されてきており、“患者さんに人として接することができない”医師が増えてきていることから、指導の基本は、患者さんを全人的に診療し、常に患者に寄り添える医師を育成することにあると考えています。
内分泌、糖尿病・代謝、腎臓・膠原病疾患の専門的診療能力の習得を目標として、専門医、指導医のもとに多くの症例を主治医として担当して頂きます。なお、臨床研修期間を通じて、総合内科専門医と専門分野での専門医の資格を取得できるように配慮しています。また、希望者には基礎・臨床研究に従事し、学位を取得するように薦めています。
研修内容
- 糖尿病・肥満症・高血圧などの生活習慣病、急性・慢性腎疾患、腎不全などの腎疾患、甲状腺、下垂体、副腎などの内分泌疾患、リウマチ膠原病など自己免疫疾患などの研修が受けられます。
- 主に病棟入院患者の担当医として研修を行います。
- 専門医取得(内科、腎臓、リウマチ膠原病、糖尿病、内分泌、高血圧など)に向けた研修も可能です。
- 研修の一環として月に数回(2~4回程度)の当直業務もありますが、個々の状況に応じて調整致します。
- 症例報告、臨床研究発表など積極的な学会発表や論文報告も可能であり、積極的に指導致します。
週間スケジュール(一例)
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
午前 | 病棟業務等 | 外来診療日 | 教授総回診 | 外来診療日 | 病棟業務等 |
午後 | 病棟業務等 | 病棟業務等 | 検査(腎生検、甲状腺細胞診) 症例検討会 |
病棟業務等 | 病棟業務等 |
夕方 | 糖尿病回診 カンファレンス |
内分泌および腎臓・膠原病 カンファレンス |
スタッフ
寺田 典生 | 教授・附属病院科長 |
藤本 新平 | 教授 |
堀野 太郎 | 講師 |
田口 崇文 | 講師 |
谷口 義典 | 学内講師・医局長 |
平野 世紀 | 助教・教育長 |
船越 生吾 | 助教・外来医長 |
近江 訓子 | 特任助教・病棟医長 |
松本 竜季 | 透析部講師 |
天野 絵梨 | 助教・副外来医長 |
西川 浩文 | 助教・副病棟医長 |
猪谷 哲司 | 助教 |
大出 佳寿 | 特任助教 |
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