PETセンター
PETセンターとは
平成18年4月に開設されたPETセンターでは、PET-CT検査と核医学検査を実施しています。PET-CT検査は、病巣のブドウ糖代謝を画像化し、病巣悪性度の診断・進展範囲の決定(Staging)・転移や再発の診断を担う最新の全身がん検査です。今日では悪性腫瘍の画像診断にPET-CTを優先させるPET-CTファーストの流れが定着しています。悪性腫瘍を治療する・しないの立場にかかわらず、PET-CTの基本的理解は今日の医師にとって必要事項と考えられます。さらに、PETセンターでは、悪性腫瘍以外の脳循環・内分泌・心臓・肝臓・腎尿路などほとんどの臓器の機能検査(核医学検査)を実施し、本学附属病院各科の診療を支援しています。
スタッフ
センター長(教授) | 山上 卓士 |
副センター長(助教) | 岩佐 瞳 |
こんな方に最適
- 専門領域への復帰を考えていて、改めて画像診断の基礎を復習しておきたい方
PET-CTをはじめとした画像診断の基礎となるCT解剖を短期間で復習します。 - 将来、検診や画像診断を主とした業務で働きたい方
放射線診断科(画像診断)と共同でCT/MRI/US/一般撮影の診断スキルアップを目指します。
研修目標
- PET-CT検査などの基礎となる画像解剖を理解する。
- 癌のブドウ糖代謝を利用したPET-CT検査の診断法について理解する。
- 癌以外の疾患(脳疾患・循環器疾患・内分泌疾患・腎尿路疾患など)の病態生理に応じた機能画像(核医学)診断を通じて疾患の病態・診断を理解する。
研修スケジュール
研修者の希望に応じてスケジュール・研修内容を設定します。
▼スケジュール 例 (たんなる例です・・・個人相談で検討いたします) | |||||
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
午前 | 休み | PET検診見学 | CT復習 (脳・頭頚部) |
脳循環検査見学 | 希望項目優先 |
午後 | PET-CT講義 | PET診断実習 | CT復習 (体部) |
休み | 希望項目優先 |
オプション
- 放射線診断科との間でプログラムを組めます。
- 関連病院との間で、それぞれの施設の得意分野のプログラムがうけられるように調整します。
事務連絡先
担当 : 副センター長 岩佐 瞳
電話 : 088-880-2220
ファックス : 088-880-2260
メール : iwasah★kochi-u.ac.jp
※ メールを送信する際は「★」を「@」に変換して送信してください。