J-DESCコアスクール コア解析基礎コース2010
セカンドサーキュラー
(2010/3/2更新)
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1.日程・集合時間
2010年3月8日(月)13時 〜 11日(木)12時(4日間)
- 受付:2010年3月8日(月)12時〜13時
- ただし,3月8日11時から高知コアセンターのラボツアーを行います.ラボツアーへの参加を希望する方は, 11 時までにコアセンターにお越し下さい.
- コア解析基礎コースの直後(3月12日〜14日)に,コア同位体分析コースを別途開催します.
2.会場
高知コアセンター(高知大学海洋コア総合研究センター/海洋研究開発機構高知コア研究所)
〒783-8502 高知県南国市物部乙200
コアセンターは,高知龍馬空港に近接する高知大学物部キャンパス内にあります.アクセス方法はこちら.
- 空路:高知龍馬空港から徒歩12分程度.上記マップに空港からコアセンターまでの近道ルートが表示されています.雨天時などはバスもしくはタクシーで移動してください.詳細は上記HPで確認してください.高知龍馬空港へは,東京羽田,名古屋小牧,大阪伊丹,福岡の各地からのフライトがあります.
- JR:JR後免駅が最寄り駅です. JR後免駅からコアセンターへはタクシーが便利です.JR後免駅からのバスは運行されていませんのでご注意下さい.JRの駅からバスでの移動を希望する方は,JR高知駅で下車し,空港連絡バスにご乗車ください.下車バス停は「高知大学農学部前」です.
- 高速バス:東京,大阪,京都,岡山,福岡などと高知を結ぶ高速バスが利用できます.JR高知駅からは空港連絡バスに乗車し,「高知大学農学部前」にて下車してください.
- 車:高知自動車道・南国インターチェンジから,車で約20分.『高知龍馬空港』の道路案内板にしたがって来ると確実です.キャンパス正門前に「高知大学農学部」の掲示板があります.車の入構規制は特にありません.
3.主催・共催・協力
[主催]:日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)
[共催]:21世紀の地球科学を考える会,高知コアセンター,海洋研究開発機構海洋・極限環境生物圏領域,産業技術総合研究所地質情報研究部門,海洋研究開発機構地球深部探査センター
[協力]:株式会社マリン・ワーク・ジャパン
4.参加人数
14名(日本7名,韓国7名)
5.参加費
10,000円(予定)
- 内訳(予定):参加費(資料代,雑費)2,000円,宿泊費4,200円(3泊分),懇親会費3,300円,弁当代500円(3/10夕食)
- 参加費は,3月8日受付にてお支払い下さい.
- 3月8日夜に懇親会を行います.
- 昼食は,高知大学生協食堂(11時〜13時半)が利用できます.
6.宿泊情報
- 宿泊場所は,高知大学岡豊(医学部)キャンパスの宿泊施設(岡豊会館)です.参加者およびチューターが洋室および和室に分かれて宿泊します.原則として相部屋です.
- コア解析基礎コースでの宿泊は,3月8日(月)から10日(水)までの3泊分を事務局でまとめて確保しております.スクール前日および解散日等の宿泊は各自でホテルなどへの手配をお願いします.コア同位体分析コースに連続参加する方は,コア基礎解析コース同様に岡豊会館での宿泊が3月11日から別途確保されています.
- 岡豊会館宿泊室の受付は,スクール受付時に行います.
- 宿泊施設とコアセンター間の移動は,世話人などが車で送迎します.
- 岡豊会館での風呂利用時間は,18時〜22時までです.ボイラーは自動運転ですので,朝はお湯がでません.
- 風呂(1階)は女性専用とします.男性は,講師などが利用する洋室のシャワーを適宜借用してください.
7.コア解析基礎コースのスクール内容
7−1.実習スタイル
- 全体レクチャーとして,統合国際深海掘削計画(IODP)の概要や,掘削船上でのコアフロー,各計測などの概要を解説する.
- 4〜5人ずつ3グループを構成し,数mのコアを材料として岩相観察,スミアスライド観察,各装置の実習を実践していく.
- グループ単位でローテーションしながら,装置ごとにレクチャーと実習を行い,各計測機器の原理,操作法,データ解析法を習熟する.
- それぞれのグループごとに実習・計測結果をとりまとめ,最終日にプレゼンテーションを行う.
- 世界の海洋堆積物のスミアスライドを作成し,各自のコレクションとして持ち帰る.
7−2.レクチャー内容
- IODP概論
- 岩相記載概論
- スミアスライド概論
- 非破壊コア解析概論 など
※レクチャーは日本語で行います.
7−3.実習コア
- 日本海ピストンコア:日本海の明暗互層,生物擾乱,ラミナ,テフラ,タービダイトなど.
- その他,これまで世界中の海洋から採取し,コアセンターで保管している海洋コア(炭酸塩軟泥,赤色粘土,半遠洋性堆積物,珪質軟泥,IRD含有堆積物等).
7−4.実習項目
X線CTスキャナ解析,肉眼岩相記載,スミアスライド観察,マルチセンサーコアロガー計測,分光測色計測定など
7−5.利用機器
X線CTスキャナ,マルチセンサーコアロガー(帯磁率計,ガンマ線,デジタルイメージなど),分光測色計,実体顕微鏡,偏光顕微鏡など
7−6.配付資料
- レクチャーノート
- スミアスライドの世界(スミアスライド写真集)
- 特製VCDカード (NEW!!)
7−7.タイムテーブル(3/1版)

8.推奨持参品
- A4サイズのクリップボード(記載などで便利)
- ルーペ(必需品)
- 鉛筆,ボールペンなど筆記用具
- ノートパソコン(プレゼンの準備に便利,何台かコアセンター備品を貸し出し出来ます.)
- デジタルカメラ(実習手順などの記録,報告会PPT用に便利)
- USBメモリーなど(データ保存,データ移動などに便利)
- 上履き(コアセンター内は土足厳禁です.備え付けのスリッパが利用できますが,可能であれば上履き用の靴を持参してください.)
9.高知コアセンターでの過ごし方アドバイス
- インターネットへのアクセス可能(無線LAN,有線LAN,有線の場合はケーブルを持参してください)
- 実習用白衣が20着あります.貸し出し可能です.
- キャンパス内に生協購買があり,平日9時〜17時に営業していますが,近傍にコンビニなどはありません.最短のコンビニまで徒歩約15分程度かかります.
- コアセンター内は全館禁煙です.喫煙場所は,中庭に設置されている喫煙コーナーのみ.
10.講師・チューター
○講師
飯島耕一(海洋研究開発機構海洋・極限環境生物圏領域)
池原 研(産業技術総合研究所地質情報研究部門)
池原 実(高知大学海洋コア総合研究センター)
Lallan P. Gupta(海洋研究開発機構高知コア研究所)
坂本竜彦(海洋研究開発機構海洋・極限環境生物圏領域)(欠席)
多田井修(マリンワークジャパン)
久光敏夫(海洋研究開発機構高知コア研究所)
村山雅史(高知大学海洋コア総合研究センター)
○チューター
朝日博史(東京大学海洋研究所)
天野敦子(産業技術総合研究所地質情報研究部門)
山口飛鳥(高知大学海洋コア総合研究センター)
11.世話人,問い合わせ先
池原実(高知大学海洋コア総合研究センター)
〒783-8502 高知県南国市物部乙200
TEL: 088-864-6719, FAX: 088-864-6727,ikehara(at)kochi-u.ac.jp
菊田宏之(海洋研究開発機構高知コア研究所)
〒783-8502 高知県南国市物部乙200
TEL: 088-878-2188, FAX: 088-878-2192,kikuta(at)jamstec.go.jp