地球を知り未来をさぐる

〜高知発!!最先端地球科学〜

高知市民の大学_75_自然科学コース

 




日本近海の深海底に多量に存在し,未来の燃料資源として期待されているメタンハイドレートは,氷の中にメタン分子が取り込まれた結晶です.

分解すると堆積の約170倍のメタンガスが得られます.火をつけると簡単に燃えるため,「燃える氷」とも言われています.

その結晶内では,水分子が集まって作られた籠の中にメタン分子が1つずつ納まるような形をとっています.結晶内で水分子やメタン分子が動く様子を,コンピューターシミュレーションに基づいた動画を使って紹介します.

赤松 直

高知大学教育学部

【略歴】

  1. 1.千葉県千葉市出身

  2. 2.名古屋大学理学部地球科学科

  3. 3.名古屋大学大学院理学研究科地球科学専攻

  4. 4.名古屋大学大学院理学研究科地球科学専攻  理学博士

  5. 5.日本学術振興会 特別研究員(PD)

  6. 6.高知大学教育学部(応用情報科学) 講師

  7. 7.高知大学教育学部(応用情報科学) 助教

  8. 8.高知大学教育学部(応用情報科学) 准教

  9. 9.高知大学教育学部人文社会科学系    教育学部門 准教授

  10. 10.高知大学教育学部人文社会科学系    教育学部門 教授

メタンハイドレートとは,

どのような氷なのだろうか?