能津英仁(のうづ ひでひと)
兵庫県出身
高知大学大学院理学研究科自然環境科学専攻 博士前期課程2年
卒業研究「ソコダラ科魚類の分類学的研究」
「今週の酒の魚」このコーナーでは能津英仁が食した普段食卓に上らない魚の味についてコメントする予定です.
- シャチブリ:調理法・煮付け。味はいたって普通だが身はゼラチン質。特に吻端は玉子の白身のよう。好き嫌いがありそう。
- マツカサウオ:調理法・鱗が硬く包丁が通らないため一匹丸々網焼きにした。身は白身でめっちゃ旨い!またキモがハゲキモに似た味でイケる。
- シビレエイ:調理法・刺身。発電器はグニグニした食感でいまいち。尾柄はまあまあの味。
- アカタチ:調理法・刺身、煮付け、塩焼き。身は白身でどれをとっても美味しかった。
- ヒメコダイ:調理法・塩焼き。白身で旨い!他の調理法も試したいが山川先生の目が・・・
- ヌタウナギ:調理法・タレ付け焼き。生の時のグニャグニャ感とは裏腹に、火を通すと牛タンのようなしっかりした食感になる。味はタレの味に左右されるが好きな人は好きなのでは・・・
- ベニテグリ:調理法・塩焼き。白身食感がまるでエビのよう。味は淡泊でクセはないがさして旨くもない。
- ミノカサゴ:調理法・刺身、塩焼き。背鰭の棘に毒があり、調理するときに気を付ける必要があるが、身は白身ですごくおいしい。釣ったら捨てずに食べてみよう。お薦めの一品です。
- オニオコゼ:調理法・刺身、塩焼き。これも毒を持ってる魚で、同じく調理の時に気を付ける必要がある。身はよくしまりなかなかの歯ごたえ。味も悪くないので一度食べてみよう。M先輩が指を刺されキレてた。
- セミホウボウ:調理法・刺身。頑丈そうな外見とは裏腹に身は柔らかい。刺身ではいまいちだったので他の調理法を思案中。皮をむくときに硬い鱗により流血!
- ハコフグ:調理法:丸焼き。外見と比べて身は少ない。体を破壊する作業が楽しい。
- ゴンズイ:調理法:みそ汁。背鰭と胸鰭にどくの棘をもつ。身離れがよく食べやすい。味も良く、いいダシがとれる。食べた数日後、以布利にて指を刺される。刺されると血が止まらなくなり(傷口の壊死による)骨にまで染みる激痛がある。腫れは手首にまで至り冷やすとよけいに痛みが増す。同行した藤井は苦しむ俺を見て爆笑。コノヤロー覚えてやがれ!
- ベニカワムキ:調理法:塩焼き。皮をむくときにヤスリ状になってる鱗によって流血!身は白身で旨いが調理がだるいのでパス。