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取組事例テーマ

地域協働教育を通した持続的な中山間地域社会の構築

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2014年度以降、住民と学生の継続的な関係を構築
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オンラインでの調査実習
取組概要

 安田町中山地区は、高知市中心部から約60km、車で2時間弱の距離にある中山間地域です。旧中山村12集落により構成され、世帯数274戸、人口561人、高齢化率49.9%となっており、近年、急速に高齢化・人口減少が進んでいます。人々が将来にわたり安心して住み続けるためには、産業振興や特産品開発が不可欠です。

 安田町中山地区において、住民組織(中山を元気にする会)と学生とが協働して、特産品である自然薯(ジネンジョ)の栽培・販売に取り組んでいます。2014年度に約20アールから始まった取組は、2019年度現在には約80アール、販売金額も100万円を超えています。自然薯の植え付けから収穫、そして販売まで、様々な形で学生達が関わっています。

 自然薯栽培の面積拡大/販路の開拓にむけて、学生の継続的な農業支援を実施するとともに、大学の研究シーズを活用して加工品の開発支援や種芋の保存方法の検証を行います。今後も、地域が主体的に活動できる地域発展モデルの確立を目指します。

今後の展開

 2022年4月、安田町中山地区に高知大学サテライト教室の整備が完了します。住民と学生を繋ぐオンラインイベントや、webによる情報配信を検討していきたい。

担当者
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