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取組事例テーマ

2万ミリの雨の謎を探るインド亜大陸北東部の気象水文研究

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インドメガラヤ州チェラプンジの地形
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チェラプンジに設置した雨滴粒度分布計
取組概要

 高知県が日本の中でも雨が多い地域であることはよく知られています。この高知県の最大年雨量は馬路村魚梁瀬で2018年に観測された約7千ミリです。一方インド北東部にあるメガラヤ高地にあるチェラプンジという町は平均年雨量が1万ミリ以上あり、2万6千481ミリという12カ月雨量の世界記録を持っています。気象予報の予測精度は向上していますが、今でも豪雨の発生を予測するのは難しいです。この桁外れの大雨が一体どのようにして降るのか調査し、高知県の雨とも比較しつつ、豪雨が生じるメカニズムの理解を目指しています。

今後の展開

 現地の研究者や日本の他大学の研究者、JAXA等と共同研究を継続しています。

 新たな観測測器も設置する予定です。

担当者
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