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取組事例テーマ

持続可能な海底資源の利用のための海中観測機器開発 〜高知から産学官連携で海洋保全・開発に向けた取組〜

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海洋観測装置・海洋観測手法の開発
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海中観測機器のSDGsへの貢献
取組概要

 陸上資源の枯渇に対する有望な代替域として、海底に賦存する在来型資源である石油・天然ガスに加えて、近年では、熱水鉱床やメタンハイドレートなどの非在来型資源の開発利用に注目が集まっています。これらの資源が存在する海域は主に水深200m以深の深海域であり、これらの探査には、資源埋蔵域から湧出する化学種を高感度に検出する技術ならびに計測装置が必要となります。同時にこれらの分析手法や計測機器による長期運用技術を付加することで、開発前後の環境擾乱と回復過程を常時観測(モニタリング)することが可能になります。我々の研究グループでは、これら海中観測機器と運用手法開発を研究シーズとして有しており、開発機器の市場化を目指して、平成28年度ならびに平成31年度に高知県産学官連携産業創出研究事業に採択を受け、開発機器の市場化に取り組んでおります。


今後の展開

 これらの海中観測機器を効果的に活用し、持続可能な海底資源の開発ならびに海洋環境・気候変動の観測などSDGs達成に向けて取り組みます。

担当者
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