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取組事例テーマ

黒潮圏科学に基づく総合的海洋管理研究拠点構築

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取り組みの概略図
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主な対象地域
取組概要

 「黒潮圏科学」は、2004年4月に高知大学で設置された文理融合型の博士課程「黒潮圏海洋科学研究科」の発足以来、持続的社会の構築を担う若手研究者の教育理念として創造された新たな学問です。沿岸や陸域の生物を対象とするフィールドワーク、コミュニティを構成する住民の生活や意識などを調べる社会調査、生物の生理・生化学的解析などの研究成果に基づき、学位を取得した研究者を国内外に輩出してきました。

 本研究拠点構築プロジェクトでは、我が国の海洋政策の重要課題の一つである総合的海洋管理に焦点を絞り、1.フィールドワークに基づく沿岸域の総合的管理、2.次世代型養殖による持続的食糧生産の実現や3.海洋利用とその管理に関わる制度のあり方について、フィリピンから日本に至る黒潮流域圏を舞台に自然科学と社会科学との連携の下で体系化を図り、成果について「Interdisciplinary Studies for Integrated Coastal and Ocean Zone Management in the Region along the Kuroshio: Problem-based Approach by Kuroshio Science」と題した英文書籍として取りまとめました。

今後の展開

 修了生を中心とした黒潮圏域の国際ネットワークをさらに発展させる予定です。

担当者
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