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取組事例テーマ

中山間過疎地域における教師教育を指向した研究授業レビュー支援システムの開発

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電子化学習指導案作成ツールの開発
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マルチアングル撮影動画を用いた研究授業レビュー支援ツールの開発
取組概要

 高知県では少子化の影響による学校の小規模化が顕著であり平成26年度の調査によると今後10年間で県立高等学校36校のうち3分の1にあたる13校が、実質的に「1学年1学級20名以上」として、特例により維持される小規模校となることが予想されている。この対策として高知県教育委員会では、TV会議システム導入による中山間地域の小規模校間の遠隔合同授業の調査研究と段階的な実施に取り組んでいる。中山間地域の小規模校では教員数減少による業務の多忙化や、地理的要因による研究授業への参加者の減少など、教師教育の面でも質保証が危惧されている。

 本研究では、直接参加が困難な学外教員や指導主事の遠隔非同期による研究授業への参加を可能とするレビュー支援システムを提案し、これを実現するための各種センサや解析技術などを利用した俯瞰撮影装置、電子化指導案、マルチアングル授業収録と複数動画に対するアノテーション作成手法などの実装技術の提案・開発に取り組んでいる。

今後の展開

 開発した要素技術を段階的に組み合わせ、より実用的な支援システムの構築をめざす。

担当者
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