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取組事例テーマ

多文化共生社会における地域振興推進に向けてのマインドの形成

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<本取組みの構想>
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<授業の活動写真>
取組概要

 本取組みは事前学習並びに体験学習を通して地域の現状や課題・地域の取組みを理解し、多文化共生社会において地域振興をどのように推進していくべきか、学生の目線から課題を見付け、その解決策を考え、地域の活性化に寄与することを目的としている。

 2022年度は留学生10名と日本人学生15名による国際共修授業が行われた。授業の前半は地域の現状及び課題を認識するため、県の産業政策及び中山間地域の過疎化の現状をビジターセッションで学び、東部地域での高校生との交流、中山間地域住民との交流を中心とした体験学習が行われた。授業の後半では多文化共生社会における地域振興を中心に異文化理解教育や県の外国人受入れ政策及び高知県の取り組み状況を学習した。また、地域に生きる大学として、地域との連携活動等に関する学びを深め、外国人社員を積極的に採用している県内企業を見学するとともに交流活動を通した体験活動が行われた。

 受講生の終了アンケート評価の結果、一連の授業の活動の満足度は5段階評価中4.5で高評価を博した。本授業を通して受講生個々人が地域の現状や課題を認識し、自分事として地域との互恵関係の構築や多文化共生社会における地域振興について解決策を提案するに至ったと言える。


今後の展開

 地域に根差す大学として、今後も本取組みの目的である地域の活性化に寄与するとともに、双方向往来の関係の樹立ひいては地域との互恵関係を構築していきたい。

担当者
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