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取組事例テーマ

凝固ゲル中結晶化法が拓く画期的医薬品の創出 ~脂溶性化合物の結合構造解明へ向けた技術開発~

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SDGs達成に向けた取り組み事例1
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SDGs達成に向けた取り組み事例2
取組概要

 脂溶性化合物とタンパク質の相互作用の本質を理解しその生理機能を解明するためには、タンパク質と脂溶性化合物との結合構造を原子レベルで決定することが重要である。しかし、水に溶けにくい脂溶性化合物は取り扱いが容易ではなく構造機能研究はタンパク質に比べて遅れている。医薬品開発においても薬物-標的タンパク質複合体の立体構造は必要な情報である。しかし、開発初期の候補化合物の多くは疎水性が高く有機溶媒の濃度を上げないと溶かすことができない。そのため複合体構造を得るのが非常に困難な状況である。この問題を解決するため、凝固ゲル中にタンパク質結晶を作製できる方法(凝固ゲル中結晶化法)を開発した。本方法の最大の特徴は、有機溶媒に対する結晶の耐性を飛躍的に向上させた点である。この開発実績を生かし、従来法では実現できなかった脂溶性化合物の溶解した高濃度含水有機溶媒中へ、凝固ゲル中結晶を浸漬させる方法により、脂溶性化合物との複合体構造解析へ向けた技術開発を進めている。

今後の展開

 生命科学分野への貢献だけでなく、従来法では実現できなかった脂溶性化合物を対象とした全く新しい創薬スクリーニング法の開発へ向けて取り組んでいく予定である。

担当者
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