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取組事例テーマ

命を守るソフト防災対策を海外へ広めるために ~避難行動分析システムの開発とネパールへの展開~

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UAV撮影画像のDEMモデル化
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GPS軌跡による避難訓練行動の可視化
取組概要

 高知県は、南海トラフ地震対策をはじめとした防災対策の先進県であり、災害情報の高度化や避難対策などの計画が進められています。本取組では、高知大学の研究シーズをもとに開発した避難意識と避難行動のモニタリングシステムを、ネパールの洪水による氾濫が頻発する地域の防災に活用するものです。

 2017 年から、国内外の研究機関やネパール政府、JICAと連携しながら、河川防災技術の実用化研究を進めてきました。現在は、現地政府や技術者などと協働しながら、地形特性の可視化、過去の洪水による被災履歴、住民の災害時の避難意識、および災害シナリオ別の避難訓練結果に基づき、洪水ハザードマップと避難行動マニュアルの作成を進めています。 

今後の展開

 作成した防災対策システムを現地住民が参加する国際ワークショップで活用し、災害リスクに対する理解の浸透を図ります。

担当者
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