コース紹介

研究・学習対象

▶ こんなテーマに取り組めます


・海からの薬の探索を目指す新しい技術の開発
海洋生物、特に渦鞭毛藻や貝類からのがんや認知症などの治療薬リード化合物の探索研究に加えて、動物用磁気共鳴イメージング(MRI)装置を用いて治療効果を可視化する技術による、治療薬候補の新しい評価・探索法の開発を目指した研究を行なっています。津田研究室HP


・ウイルスが赤潮プランクトンに及ぼす影響の解明
ひとすくいのスプーンの中の海水には数億個のウイルスが存在しており、一部は植物プランクトンの大量発生により起きる赤潮の終息に寄与していると考えられています。「ウイルス対赤潮プランクトン」の関係性に焦点を当てつつ分子生態学的な研究を展開していきます。長﨑研究室HP


・造礁性サンゴの環境応答機構の解明
海洋生態系を支える造礁性サンゴが熱帯・亜熱帯でダメージを受けている一方で,黒潮の影響を強く受ける高知では生息域が拡大しています。高知の元気な造礁性サンゴを対象に環境適応の仕組みなどを解明しようとしています。久保田研究室HP


・微生物による環境浄化(バイオレメディエーション)の研究
現在深刻な問題になっているプラスチックによる海洋汚染など、微生物で環境をきれいにする研究に取り組めます。研究室ではその他、細菌を主な対象として、分子生物学的手法を用いて、微生物の利活用を目指した基礎から応用までの幅広い研究をおこなっています。寺本研究室HP


・ゲノム情報から生命の不思議を解き明かす
ゲノムは生物のもつ遺伝情報の全体を指す言葉で「生命の設計図」ともいわれる ように、生物の形態や機能に関する多くを司ると考えられていま
す。研究対象生物種のゲノムDNA配列解読をはじめ、各種ゲノム情報を解析することで、生物の持つ力、周辺生物種との関係性の理解を進めていきます。
櫻井研究室HP


・生物はどのようにして多様化してきたのでしょうか?
海岸や湖沼・河川に生息する無脊椎動物を対象にして、生物多様化のメカニズムの解明に挑みます。三浦研究室HP



▶ キーワード

造礁性サンゴ、医薬品創薬, リード化合物, NMR, 赤潮, 海洋ウイルス, 遺伝子解析, ゲノムインフォマティクス, 細菌, 遺伝子解析, 遺伝子組み換え, 海洋深層水, MRI, がん, 認知症, 生物多様性, 進化