お知らせ 2026.08.18 古川直紀先生の論文が掲載されました。 . 古川直紀先生の論文 Prognostic impact of invasive features in completely resected NSCLC stratified by tumor diameter が、J Cardiothorac Surgに掲載されました。 肺がんの大きさによって、再発に影響する病理学的因子が異なることを明らかにしました。 肺がんの手術後の再発には、腫瘍の大きさだけでなく、がん細胞が周囲へどのように広がっているかが関係します。 今回、当科で手術を行ったリンパ節転移のない肺がん692例を対象に、腫瘍の大きさごとに、胸膜浸潤やリンパ管侵襲、 血管侵襲が予後に与える影響を検討しました。その結果、2cm以下の小さな肺がんでは「胸膜浸潤」が、2~3cmの肺がんでは 「リンパ管侵襲」が、さらに3~5cmの肺がんでは「リンパ管侵襲」が特に強い予後因子となることが明らかになりました。 つまり、同じ早期肺がんであっても、腫瘍の大きさによって注意すべき病理学的な特徴が異なることが示されました。 この研究は、手術後の再発リスクをより正確に評価し、術後の治療方針を検討するうえで重要な知見になると考えております。 今後も、一人ひとりの患者さんの病気の特徴をより詳しく把握し、より適切な治療につなげることで、高知県の肺がん患者さんに還元できるよう努めてまいります。
古川直紀先生の論文
Prognostic impact of invasive features in completely resected NSCLC stratified by tumor diameter
が、J Cardiothorac Surgに掲載されました。
肺がんの大きさによって、再発に影響する病理学的因子が異なることを明らかにしました。
肺がんの手術後の再発には、腫瘍の大きさだけでなく、がん細胞が周囲へどのように広がっているかが関係します。
今回、当科で手術を行ったリンパ節転移のない肺がん692例を対象に、腫瘍の大きさごとに、胸膜浸潤やリンパ管侵襲、
血管侵襲が予後に与える影響を検討しました。その結果、2cm以下の小さな肺がんでは「胸膜浸潤」が、2~3cmの肺がんでは
「リンパ管侵襲」が、さらに3~5cmの肺がんでは「リンパ管侵襲」が特に強い予後因子となることが明らかになりました。
つまり、同じ早期肺がんであっても、腫瘍の大きさによって注意すべき病理学的な特徴が異なることが示されました。
この研究は、手術後の再発リスクをより正確に評価し、術後の治療方針を検討するうえで重要な知見になると考えております。
今後も、一人ひとりの患者さんの病気の特徴をより詳しく把握し、より適切な治療につなげることで、高知県の肺がん患者さんに還元できるよう努めてまいります。