お知らせ

2026.09.30

坂井隆志先生の論文が掲載されました。

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坂井隆志先生の論文
Slow Stapler Firing May Reduce Intraoperative Staple-Line Air Leakage During Pulmonary Resection: A Retrospective Propensity Score Matched Study
が、Journal of Thoracic Disease に掲載されました。

本研究では、非小細胞肺がんの手術を受けた患者さんを対象に、
手術前の血液検査から算出できる「好中球・リンパ球比(NLR)」と、術後の再発との関係について検討しました。

NLRは、体内の炎症状態や免疫機能のバランスを反映する指標の一つで、日常的な血液検査から簡便に算出できることが特徴です。
2012年から2022年に当院で完全切除術を受けた789例を解析した結果、NLRが高い患者さんでは術後の再発が多い傾向が認められま
した。特に、病理学的ステージⅠの患者さんでは、NLRが術後再発を予測する独立した因子であることが示されました。
また、栄養状態を評価する他の指標と比較しても、NLRは再発リスクの予測に有用である可能性が示唆されました。

今回の研究成果は、手術前の簡便な血液検査を用いて、術後再発のリスクをより細かく評価し、患者さん一人ひとりに応じた術後の
経過観察につなげられる可能性を示すものです。今後は、さらなる研究による検証が期待されます。



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