ウインター・サイエンス・キャンプ in 高知大学

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最終更新日:08.1.14

12月25日(1日目)
・サンプリング・講義

1日目昼過ぎに,参加者は一旦遺伝子実験施設に集合し,バスで海洋生物教育研究センターに移動しました.
 高知大学のサイエンスキャンプに参加したのは,全国各地から集まった計20名の高校生.10名ずつ「コアコース」と「遺伝子コース」に分かれて,講義と実習を行いました.

 


今回のサイエンスキャンプでは,実習に使う試料の採取からスタートしたのが最大の特色です.フィールドサイエンスとしての醍醐味も実体験してもらいました.
高知大学が誇る研究船「豊旗丸」に乗り込み,浦ノ内湾へ向けいざ出港.
浦ノ内湾を進む豊旗丸.天気もまずまず. 押し込み式コアラーを使って海底堆積物を採取しました.
採取したコア試料をパイプから取り出します.取材が入っていたのでカメラも接近. ウインチを使ってスミスマッキンタイアー採泥器を下ろしています.うまく採れるか?
水深10数mの泥を(おそらく生まれて)初めてさわって,もちろんニオイも嗅ぎます. 堆積物だけでなくプランクトンネットを使って動植物プランクトンも採取しました.
海洋生物センターに戻り,採取したばかりの試料をスライドに載せて, 顕微鏡で観察してみました.カイアシ類,珪藻,エビ,放散虫など多様な生物を見ることが出来ます.これらの極一部が堆積物として残るのです.
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科の高橋先生による講義.

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