高知大学
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KOCHIでしかできない学び 地域から世界へ、世界から地域へ。

大学とは、学びたい意欲や積極性に対して、そのチャンスを提供する場。
どうせなら舞台は大きいほうがやりがいがあるし、可能性も実現性も、高いほどきっと面白い。
高知大学を拠点に始まる、あなたの挑戦。その先に、まだ見ぬ自由が広がっているはずです。

高知大学
 
 

高知大学で広がるWORLD

高知大学には、世界に先駆ける最先端の研究から、
地域に根差し足元をしっかり見つめる研究まで、幅広い学びがあります。
世界へとつながる海のそばで、日本のこと、世界のこと、地球のこと、
過去と現在、そして未来を科学します。

インターネットを通じて共に学ぶ!海外大と共同学習 光でがん細胞を見つけろ!光線力学による画期的診断方法
海底から地球の歴史を紐解く!海洋コア研究世界三大拠点施設
小惑星リュウグウを見た!はやぶさ2のカメラ開発に協力 (C)JAXA、東京大、高知大、立教大、名古屋大、千葉工大、明治大、会津大、産総研
高知大学の「ここがスゴイ!」①

カメラ開発と画像解析で「はやぶさ2」のミッションを支えた

はやぶさ2科学観測可視カメラが捉えた小惑星「リュウグウ」
(C)JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研

 2019年、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」のサンプルを採取するための着陸に成功し、日本中が興奮したのは記憶に新しいところ。太陽系の起源・進化や生命の原材料物質の解明への大きな一歩となるこのミッションに、高知大学が開発に関わった2つのカメラが大活躍しました。リュウグウの表面を撮影した光学航法カメラ(ONC)と、衝突体(SCI)がリュウグウに人工クレーターを作る様子を撮影した分離カメラ(DCAM3)です。また、着陸可能な平地候補を探すため、高度な画像解析を行うプログラムを開発したのは、当時修士1年生の藤井祐貴さんでした。
  研究室では、現在も小惑星リュウグウの画像データの解析やプログラムの開発に励んでいます。

高知大学の「ここがスゴイ!」②

遠隔地共同学習で、海外の大学生とリアルに会話、ナマ議論

台湾・台北市にある中国文化大学とSkypeを使って互いに研究テーマを発表しあう。現在は、小グループ編成での発表など、内容を進化させている。

 インターネットを利用すれば、足を運ばなくても顔を見ながら話せる時代。人文社会科学部・国際社会コースのゼミでは、ウェブ会議システムやSkype(スカイプ)などを使って海外協定校の大学生と学び合い、英語で議論をし合う授業を行っています。ねらいは研究内容の共有、文化交流、そして英語力とプレゼンテーション力の向上。中国文化大学と連携し、英語を第二言語として学んでいる学生たちとともに切磋琢磨しています。互いに研究しているテーマに沿って資料を作り、すべて英語でプレゼンテーションを行うので、相手に伝える表現力と、相手が何を伝えたいのかを聞き取る力も必要。メールなどで事前にやり取りをして交流を行っています。

高知大学の「ここがスゴイ!」③

日本初の光線力学による先進的医療技術を開発、有効治療へ

アミノレブリン酸を用いた微小な癌の光線力学診断(ALA-PDD)

 日本人の死因の1位はがんで、その割合は年々増加しています。しかし、早期発見・治療により治る確率が高く、高知大学ではより正確に、よりスピーディーにがんを検出する研究が進められてきました。その結果、アミノレブリン酸(5-ALA)を用いて膀胱がんを検出する日本初の技術を確立したことをはじめ、さまざまな光線医療技術を開発しました。がん細胞や腫瘍を検出して早期診断を行うだけでなく、血流の観察や、がん細胞を死滅させるなど治療にも効力を発揮しています。
 これらは世界に先駆ける技術として注目を集め、2019年には「高知大学医学部光線医療センター」が誕生し、国際化に向けさらなる専門的な技術研究が進められています。

高知大学の「ここがスゴイ!」④

世界に3つしかない海洋コアの研究・保管施設がココに

海洋コア総合研究センター内の海洋コア試料の保管施設。

 海洋コアとは、海底から採取した柱状の岩石・砂・泥です。それは地球の営みの歴史が記録されている古文書のようなものです。物部キャンパスにある海洋コア総合研究センターは、世界中の海から集められた海洋コアの冷蔵・冷凍保管から解析・研究までを一貫して行える設備・機器を有し、我が国が米国、欧州と主導して実施するIODP(国際深海科学掘削計画)を、JAMSTEC(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)と連携して推進している、世界に3カ所しかないコア研究拠点の一つです。
 地球環境変動の研究、海底鉱物資源の形成史や資源量の見積もり、さらに海底の堆積物などに含まれる微小生物研究等の海洋コアを用いた研究成果は、Nature Communicationsに代表される国際誌に数多く掲載されています。

学びの世界を広げる6つの学部

  • 人文社会科学部 人文科学と社会科学を織り交ぜた新たな学びのしくみ
  • 教育学部 「人が人らしく生きる」場面に深く関わり合う
  • 理工学部 壮大なスケールの世界を解き明かす
  • 医学部 人間とその病態の中に真理を見出す
  • 農林海洋科学部 人と自然が共存していく道を探求する
  • 地域協働学部 地域で学び、地域の未来をひらくリーダーになる

人文社会科学部Faculty of Humanities and Social Sciences

人文社会科学科

人文科学コース
国際社会コース
社会科学コース

人文科学と社会科学を織り交ぜた 新たな学びのしくみ

 グローバル化の進展をはじめとする社会の変化により、近年の社会は、総合的・専門的知識を持った人材だけでなく、従来の分野の枠組みを越えた柔軟な発想力を兼ね備えた人材を強く求めています。
 人文社会科学部は、学科の“垣根”を取り払い、新たな理念「人文社会科学(領域)の教養の涵養」を基軸に教育課程を一体化する組織改編により誕生しました。1学科体制の下、「人文社会科学(領域)」の教養を軸としてグローバルかつローカルな課題に取り組み、社会の変化に柔軟に対応できる新たな人材の養成を行います。

学びのキーワード

#哲学・思想

#考古学

#心理学

#歴史・地理学

#文学

#国際関係

#グローバル社会

#言語コミュニケーション

#外国文化

#経済理論

#経営・会計

#法律・政治

卒業後の進路イメージ

公務員、銀行、保険業、旅行代理店、航空、流通、教育関連、情報通信業、サービス業、新聞社、テレビ局、中学校教員(国語、英語、社会)、高等学校教員(国語、英語、公民、地歴、商業)、日本語教員など

教育学部Faculty of Education

学校教育教員養成課程

幼児教育コース 教育科学コース

国語教育/社会科教育/数学教育/理科教育
英語教育/音楽教育/美術教育/保健体育教育
技術教育/家庭科教育コース

科学技術教育コース 特別支援教育コース

「人が人らしく生きる」場面に深く関わり合う

 教育学部では,以下のような技能を持つ人材を養成することを目標とします。
・幅広い教養と教育(保育)、とりわけ学校教育に関して総合的な理解を深めることができる
・教育を深く探究して、学校教育をめぐる諸課題の解決に向けた適切な方策を考えることができる
・確かな教育実践に必要な、高い技能と豊かなコミュニケーション能力を身につけることができる
・教育(保育)という営みや、教師(保育士)という仕事に深い関心を持って主体的に探究し続けることができる

学びのキーワード

#幼児教育

#中学校

#小学校

#特別支援教育

#子供

#教育科学

#ペアレンティング

#学校カウンセリング

#生徒指導

#保育士

#認知心理学

#教材開発

卒業後の進路イメージ

小学校教員、中学校教員、高等学校教員、特別支援学校教員、幼稚園教員、保育士、公務員、教育関連の企業、文化施設・スポーツ施設・福祉厚生施設の指導員、衣食住・情報関連の企業など

理工学部Faculty of Science and Technology

数学物理学科

数学コース 物理科学コース

情報科学科

生物科学科

化学生命理工学科

地球環境防災学科

壮大なスケールの世界を解き明かす

 理工学部は自然科学の基礎を支える「数学物理学科」、コンピュータサイエンスの基礎から応用までを扱う「情報科学科」、南四国の豊かな自然を生かす「生物科学科」、化学と生命科学の基礎に高度な技能を積み上げる「化学生命理工学科」、地球を理解して総合的な防災力を身につける「地球環境防災学科」の5学科構成となっています。これまで理学部で培われてきた論理的思考を重視する理学教育と、実用を重視する工学教育を融合させた新しい理工学部として、社会が直面する様々な問題を科学的に解決できる人材を育成します。

学びのキーワード

#数学

#物理

#物理化学

#エネルギー材料

#プログラミング

#AI(人工知能)

#古生物学

#地球表層動態学

#ナノテクノロジー

#機能物質化学

#生命科学

#合成化学

#生物学

#生化学

#防災工学

卒業後の進路イメージ

中学校教員(数学、理科)、高等学校教員(数学、理科、情報)、 学習支援、情報通信業、製造業、学術研究、専門・技術サービス業 学芸員、金融業、保険業、卸売業、小売業、公務員など

医学部Medical School

医学科

看護学科

人間とその病態の中に真理を見出す

 超高齢社会を迎えた現在、地域社会が求める医療・福祉を担うためには、優れた知性や高い倫理観に加えて、豊かな感性や人間そのものに対する深い共感、自然を理解するための鋭い洞察力が必要です。また、多様な専門職の同僚たちと協力して円滑に医療を行うための協調性やリーダーシップ、生涯を通して医学・看護学を学び続ける強い向上心や探究心も求められます。高知大学医学部は、これらの能力を備え、全人的な医療が実践できる医療人の育成を目標としています。

学びのキーワード

#医師

#看護師

#保健師

#養護教諭

#臨床医

#医学研究

#地域医療

#高校看護教諭

#先端医療

#チーム医療

#附属病院

#クリティカルケア

#TBL

卒業後の進路イメージ

医学科:病院・診療所などの医師、医学・生命科学の研究者・教育者
看護学科:看護師、保健師、助産師、看護学の研究者・教育者
共通:国、地方自治体、団体、企業、国際機関等の専門職など

農林海洋科学部Faculty of Agriculture and Marine Science

農林資源環境科学科

暖地農学領域 自然環境学領域
森林科学領域 生産環境管理学領域

農芸化学科

海洋資源科学科

海洋生物生産学コース 海底資源環境学コース
海洋生命科学コース

人と自然が共存していく道を探求する

 山から海までの広範なフィールドを有する高知県のメリットを最大限活かして、「人と環境が適切な共生関係を保ちながら持続的発展する未来社会」の構築に貢献できる意欲ある人材を育成します。
 農学・海洋科学分野の専門的知識や実践的技術、及び豊かな教養を身につけて、ものごとを広い視野から科学的に捉えることができ、課題発見能力、自律的な問題解決能力、さらには世界に向けての発信能力を備えた人材を育てます。

学びのキーワード

#農場実習

#森林マネジメント論

#家畜管理学

#植物機能科学

#応用微生物学

#土壌物理学

#バイオテクノロジー

#水産生物学

#海底資源学

#天然物医療品化学

卒業後の進路イメージ

試験研究機関、公務員、教員、民間企業(食品、バイオ、医薬品、種苗、農薬、農業機械、魚介類養殖、木材、測量、設計、土木、水処理、情報、環境アセスメント)、各種コンサルタント(環境科学・土木建設系など)、各種団体(農・林・水産系)、JICA、青年海外協力隊など

地域協働学部Faculty of Regional Collaboration

地域協働学科

地域で学び、地域の未来をひらくリーダーになる

 地域協働学部は、地域理解力、企画立案力、協働実践力という3つの知識・能力を統合した「地域協働マネジメント力」を有し、多様で複雑な地域の課題を発見・分析・統合し、産業の分野や領域の壁を越えて人や組織などの協働を創出でき、卒業後即戦力として活躍できる「地域協働型産業人材 (6次産業化人、地域協働リーダー) 」を養成します。

学びのキーワード

#地域資源

#起業

#課題解決

#6次産業化

#地域ビジネス

#ファシリテーション

#コミュニティデザイン

#企画立案

#商品開発

#地域おこし

卒業後の進路イメージ

県・市町村職員、地場産業社員、商工会等職員、グラフィックデザイナー、金融機関社員、NPO職員、社会福祉協議会職員、地域おこし協力隊、地域資源活用ビジネスの起業家、地産外商農家、コミュニティデザイナー、マスコミなど

人文社会科学部

人文社会科学科

人文科学コース 国際社会コース 社会科学コース

教育学部

学校教育教員養成課程

幼児教育コース 教育科学コース 国語教育/社会科教育/数学教育/理科教育/英語教育/ 音楽教育/美術教育/保健体育教育/技術教育/家庭科教育コース 科学技術教育コース 特別支援教育コース

理工学部

数学物理学科 情報科学科 生物科学科 化学生命理工学科 地球環境防災学科

数学コース 物理科学コース

医学部

医学科 看護学科

 

農林海洋科学部

農林資源環境科学科 農芸化学科 海洋資源科学科

暖地農学領域 自然環境学領域 森林科学領域 生産環境管理学領域   海洋生物生産学コース 海底資源環境学コース 海洋生命科学コース

地域協働学部

地域協働学科

 

高知にいながら、さまざまな世界とつながる学び 留学生数 (24ヶ国)144名 海外協定校うち大学間協定62校(19ヶ国1地域)部署間協定32校(18ヶ国1地域)94機関 海外派遣留学生数110名

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高知で暮らすFIELD

高知大生の学生生活は、
高知大学朝倉キャンパスから始まります。
路面電車がコトコト走る朝倉は、
時間がゆるやかに流れ、
人のあたたかさにほっとするまち。
高知市中心部へのアクセスも良く、
便利で住みやすい環境が整っています。

自然の恵みをいっぱい浴びて成長する!

コンパクトシティで便利な暮らし


キャンパスにはヤシの木!

朝倉には、生活に必要なモノは何でも揃っているので、自転車があればもう完璧。銀行、郵便局、スーパー、病院、家電量 販店、書店、スポーツジムなど、暮らしを支え、豊かに彩る機能が満載です。

路面電車は
朝倉キャンパスの
目の前まで

県外出身者が7割超!
高知大学は地方大学としては珍しく、約 4分の3が県外出身者。一人暮らしの学生が多いので、授業やサークル活動の後は一緒に勉強したりご飯を食べたりと、互いに行き来しながら自然と仲良くなれますよ!
年中温暖で暮らしやすい
亜熱帯に近い温暖多湿な気候で知られる高知県。実は夏だけでなく、冬場の日照時間が長いことも大きな特徴です。1年を通して通学や生活がしやすいだけでなく、休日もアクティブに楽しめます!

高知の「おいしい」はハイレベル

海が近く、田畑も多い高知県。食材が豊富な上、鮮度抜群の魚や野菜は、それだけで人々の胃袋をつかみます。カツオのたたき、いたどりの炒め煮、田舎寿司などの郷土の味はもちろん、スーパーのお惣菜だってちょっとしたごちそうです。

カツオの “塩” たたきは必食!

濃厚なフルーツトマトは高知発祥
一人暮らしの強い味方、学食
親元を離れて初めての一人暮らし。でも心配は無用です。学食やカフェで使える「ミールプラン」なら、1日定められた額まで食べ放題な上、“1円朝食” の特典もあり!メニューも200種ほどと豊富ですよ。
大学近辺には「良心市」がいっぱい
良心市とは、農家の方がとれたて野菜を格安で分けてくれる無人販売所のこと。季節ごとにきゅうりやトマト、ネギ、ナス、ミカンなどいろんな食材が並びます。心も財布も癒される良心市、ぜひ活用してみて!

うっとおしいほど、あったかい

あけっぴろげで豪快で、人が好きな高知県人。困っている人にも困っていない人にも、とにかく「何かしちゃりたい!」。そこは素直に甘えると喜びます。言葉は少々荒っぽく聞こえるかもしれませんが、怒っているわけではありませんのでご安心を。

隣あったらすぐ友達に!

地域にどっぷりつかって学ぶ
学生も “高知家” の一員
人生の一時期を高知で過ごす大学生も、“高知家” の大切な家族――そんな想いで声をかけてくださる地域の方も多く、集落のお祭りや商店街のイベントなどに学生たちがよく参加しています!
太平洋のように深い懐
大学での学びは、企業や地域の現場と連携して行われることも多々あります。そんな時、「面白そうやね、やってみよう!」「失敗も勉強のうちよ!」と受け入れてくれるのが高知の県民性。懐に入って学べます。

  • 柏島や竜串で南国の魚に出会うダイビング

  • 四万十川や仁淀川でアウトドアレジャー

  • 土佐の日曜市は美味しい自然の恵みの宝庫
意外に近い!結構便利!海に囲まれた四国、山に囲まれた高知県。「遠い」というイメージですが、アクセスは良好♪飛行機なら羽田空港~高知龍馬空港は約1時間25分、伊丹空港なら約45分という近さ。バスで高松空港まで行けば、国際線の利用もラクラク。JR や高速バスも多数運航しています。

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高知大学で育むMIND

海の向こう、山の向こうに何があるのか。
先人たちの探求心はとどまることを知らず、
日本をぐいと力強く動かした歴史があります。
志高く行動する土佐人を育んだ風土が、ここにあります。
新しい時代を切り拓く、若い力を育みます。

高知大マインドを胸に活躍する先輩たち

熱くなれることが見つかると
道は自ずと拓かれる

宮垣 睦男さん株式会社デューク 取締役会長
(高知大学農学部 暖地農学科 1976年卒)

大分県出身。中学校で病気して休学。浪人した後、高知大学 農学部を受験。在学中にイベントプロモーションの会社デュークを設立。中四国最大規模の野外ロックフェス、モンスターバッシュなど数多のコンサート、ライブを手掛ける。

時間もあるし、仲間もいる
楽しみは自ら探し、作り出す!

 この紙面でいうのも何ですが、高知大学には特に志望動機があったわけではありません。浪人生活に終止符を打ちたくて、入れるならどこでもいいという気持ちでした。
 3年生の時に、新入生歓迎会実行委員会のスタッフになり、「何かおもしろいことをやろう」というスイッチが入りました。学園祭にアーティストを呼び、チケットを売り、ライブを盛り上げ、また翌年の学園祭の準備をする。いつしかそれが事業となり、四国にも広がって、私の人生の仕事となりました。ライブやコンサートがなかった高知県だからこそ見つかった「やりたいこと」。他県の大学を選んでいたら、この人生はなかったと思います。

2019年に開催20回目を迎えたモンスターバッシュ(国営讃岐まんのう公園)

人生の基礎を築いた8年間
高知のまちと人が大きな支えに

 最初の頃は、まったくノウハウがない状態から始め、いろいろな人に教わり、助言をいただきながらやってきました。高知の人はよそから来た人にとても親切で、学生はさらにかわいがってもらえます。卒論を書けば卒業できるという状況のまま、居心地がよくて8年間在籍しました。8年生の時には結婚、会社設立、そして子どもも生まれました。
 私たちの仕事は、アーティストとファンをつなぐ橋渡しです。ファンの人たちの喜ぶ顔、楽しくて踊りだす姿、感動の涙。そして、ファンに会うために、また高知に行きたいと言ってくれるアーティストたち。本当に幸せな仕事に出会えてよかったです。

小田和正アリーナツアーファイナル(愛媛武道館)にて
photo by kikuchi Eiji

あなたが思う高知大マインドとは?

 大学は、やりたいことが見つかるまで、何年行ったっていいんです。自分のタイミングで卒業するのもいいでしょう。大学生の特権を思いっきり使えるのが高知。その「お得」を甘受して、学生生活を有意義に過ごしてください。

興味あるテーマをとことん追求!
学会発表で受賞も経験

菅田 夏央さん医学部 医学科 4年
(東京都立国際高校 出身)

東京都出身。父の仕事の関係で、小学4年生から海外で過ごす。高校1年生の途中で帰国し受験勉強に励むも、漢字を含め基礎的学習が抜けていることに苦戦し、1浪して入学。勉強にも部活(テニス)にも意欲的に打ち込む。

きっかけはボランティア。
強い意志のもと医学の道へ

 医師になりたいと思ったのは、中学2年生の時です。当時はフィリピンに住んでいて、学校の行事として、性的被害を受けた10代の子どもたちに英語を教えるボランティア活動に参加しました。活動そのものはうまくいきましたが、心の奥にある精神的な悩みや、治療に至っていない病気の実態を目の当たりにし、将来は専門的な知識を身に着けてここに帰ってきたい、子どもたちのケアをしたいと思いました。
 日本で医師になりたいという夢を打ち明け、相談に乗ってもらったのが海外で活躍する高知大の卒業生の医師でした。自然と高知大学で学ぶことが憧れとなりました。

日本医療情報学会でのポスター発表

「勉強は誰よりも頑張る!」
そう決めて学んできた4年間

 医学は、勉強すればするほど未完だなと感じますし、終わりがないところが楽しいです。
 先端医療コースで学べたことは、かなり大きな強みとなりました。私は臨床医を志しているのですが、臨床の現場に出ると研究に携わる機会が少なくなるので、今のうちにやっておこうと思ってこのコースを選択しました。2年生の終わりからⅡ型糖尿病の薬の併用のパターンについて研究し、3年生の秋には発表できるくらいにまとめることができ、学会で発表して優秀口演賞もいただきました。学生のうちからテーマを決めて研究し、学会発表のチャンスをもらえる大学は珍しく、貴重な学びとなりました。高知大に来て本当によかったです!

臨床現場での学びに向けても準備中

あなたが思う高知大マインドとは?

 「出る杭は打たれる」と言いますが、私は「出ない杭は埋もれる」をモットーにしています。自分がいいなと思うことに向かって、道を切り拓いていくタイプです。まわりにもそんな友達が多いところが高知大!お互いに切磋琢磨しています。

たくさんの出会いと経験に、
人生の可能性が大きく広がった!

仲田 和生さん地域協働学部 地域協働学科 3年
(長野県屋代高校 出身)

長野県出身。ペンションを経営する両親のもとに、長男として生まれる。国立に行きなさいと言われ、おもしろそうな大学を探したところ、高知大学地域協働学部がヒット。受験の際、生まれて初めて四国上陸を果たした。

短期だけど甘くはない!
成長につながったイタリア留学

 入学して間もない1年生の夏休みに、学部のプログラムでイタリアに短期留学に行きました。現地の学生と一緒にグループワークを行う中で、「今日のゴールはどこ?」と聞いたことがありました。すると「ゴールは特に決まっていない。自分たちで作っていくものだ」という答えが返ってきたことが、今でも印象に残っています。自由な発想で、自分たちで何かを創り出すことの大切さを学びました。その後も、今やっていることの目標は何か、達成しないといけないことは何なのか、一歩踏み込んで考えられるようになりました。これは大きな財産です。

ものの見方や考え方が大きく変わったイタリア短期留学

高知だからこそ見えるもの、
手に入れられるものがある!

 高知の人は、大らかで気さく。県外から来た学生もすんなりと地域に入っていけて、いろいろな話を聞くこともできて、地域協働を学ぶには最適の環境です。
 僕の研究のテーマは「観光」で、地域に来てくれた人が自分で何かを見つけられる能動的な観光の在り方を考えています。高知はまさに、そんな観光が成り立つ場所です。
 この3年間で、地域の方々を含め、たくさんの社会人の方たち、その道を極めている大人たちに出会い、人生の計画にはなかったくらい世界が広がりました。これからは自分と向き合い、学んできたことを統合する時間。どう生かしていくか、わくわくしながら進路を考えています。

スタッフとして支え、自身も学んだ「越知ぜよ!熱中塾」

あなたが思う高知大マインドとは?

 自由な気風と独特の時間の流れがあることが、高知大マインド。「単位を取ったらすぐインターン」という都会の大学生に比べて、自分のやりたいことをじっくり考えて、それをすぐにプレゼンしたり、チャレンジできる土壌があります。

全国から集まり、全国へと羽ばたく高知大学

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LET'S GO FIND IT! あなただけの大学生活を、高知で見つけよう
(c) 2019 Kochi University