プロジェクトについて

4次元統合黒潮圏資源学の創成プロジェクトは、海洋資源について1.沿岸域から沖合(1次元目)、2.黒潮流路(北赤道海流域-黒潮本流域-続流域)(2次元目)および3.水深(3次元目)という3つの次元で多角的な解析を進めるとともに、4.過去から現在の様々な時間スケール(4次元目)を加えた4つの基軸で理解しようとする点が最大の特徴です。海洋基本計画における12の主要政策のうち、高知大学が得意とする「海洋資源の開発及び利用の推進」、「海洋環境の保全等」、「沿岸域の総合的管理」および「海洋に関する国民の理解の増進と人材育成」の4分野に焦点を絞り、以下に示した研究や教育を推進します。

活動報告

ごあいさつ

 東京の人に高知のイメージを尋ねると十中八九は“海”と答えるでしょう。確かに高知は,足摺岬から室戸岬まで両手を広げて太平洋を独り占めした形をしています。高知沖には黒潮が流れ,鰹をはじめとする海の恵みが運ばれて来ます。しかし,実際に高知に来て驚くことは,見渡す限りの山々の連なりです。この山々を,四万十川や仁淀川という日本を代表する清流が駆け下り,山に蓄積された栄養を海に運び海を豊かにします。この山紫水明の地形は,裏返しに大きな自然災害をもたらします。一言でいうと“自然が生きている”ということです。

 この自然の息吹を研究する「4次元統合黒潮圏資源学の創成」プロジェクトが今年度で終了します。プロジェクト研究は期限付なので止めざるをえませんが,どれだけ息吹を感じ取ったでしょうか。「4次元統合黒潮圏資源学の創成」プロジェクトは,黒潮圏の海洋資源の利活用に関する研究,総合的海洋管理学の創出に加え,黒潮流域の諸外国と連携して国際的海洋人材の育成を推進してきました。黒潮圏を海の底から山の頂上まで三次元的に見るだけではなく,4次元目に時間軸を入れた壮大な研究構想から成り,高知らしい大風呂敷プロジェクトでした。

 このプロジェクトには,本学が誇る黒潮圏総合科学専攻(博士課程)と海洋コア総合研究センターが中心的に関与しました。両組織が展開する海洋研究は,来年度から始まる第4期中期目標においても重点事項に選ばれています。第3期に種を蒔いた4次元統合黒潮圏資源学が花開くことを期待します(2022年3月)

高知大学 研究担当理事 本家 孝一

 太平洋を悠々と流れる黒潮は、高知に有形無形の数多くの恵みをもたらしてくれます。黒潮に寄り立つ高知大学では、黒潮圏に関する教育研究を、2004年にルーツを持つ総合人間自然科学研究科黒潮圏科学専攻において、また、2016年には新しく生まれ変わった農林海洋科学部の海洋資源科学科において、継続的に実施しています。

 本学の第3期中期目標期間の重点事項である「4次元統合黒潮圏資源学の創成」プロジェクトは、学内はもちろん、世界中の研究者に門戸を開いており、高知大学においてのみ実施可能な壮大かつ最先端の研究プロジェクトです。最大の特徴は3次元の空間的広がりに加えて、時間軸を4次元に組み込むことで、悠久の歴史の中での黒潮圏の成立ちまでを研究対象として捉え、その成果を総合的海洋管理に活かそうとするものです。

 文理融合の考え方を基盤とした最先端の成果を、世界中に広がるネットワークを通して発信し、我が国のそして世界中の教育・研究に大きく貢献することを期待しています。(2019年3月)

高知大学 学長 櫻井 克年

 高知大学では,黒潮の恵みを受ける高知県という地域の特性から海洋研究を研究の根幹と考え、「4次元統合黒潮圏資源学の創成」を中心的な研究プロジェクトととらえて世界に通用する特色ある研究の推進と高度専門人材の育成を目指しています。

 平成29年度には海洋コア総合研究センターを中心に,「第七開洋丸」やJAMSTECの「かいれい」による調査航海が実施され、その成果として海洋鉱物資源探査や、海洋生物資源の性質の解明とその活用に関する基礎的研究の成果が蓄積されました。また,黒潮圏総合科学専攻(博士課程)を中心とした黒潮圏域の学術ネットワークの構築も進み,沿岸域の海洋管理に関する人材育成の拠点化も進みつつあります。

 平成28年度の改組により農林海洋科学部に設置された海洋資源科学科では,総合的海洋管理に関する新たな教育プログラムが実施され国費留学第1期生に対するより高度な専門教育の提供を目指しています。今後、高知大学の中心的な研究である本研究の発展を期待しています。(2018年3月)

高知大学 研究担当理事 執印 太郎

高知大学は黒潮の恵みを受ける地理的環境の地に設置されており、海に関わる研究を推進して参りました。なかんずく、海洋コア総合研究センターは世界三大コアセンターである高知コアセンターに併設され、全国共同利用共同研究拠点として、世界の海洋コア研究をリードしております。
海洋に関する研究は、本学の第3期中間目標の要であり4本柱の中心に据えております。本年度スタートの「4次元統合黒潮圏資源学の創成」プロジェクトは、黒潮圏域の海洋資源の利活用に関する研究、総合的海洋管理学の創出や黒潮圏諸国をはじめ学内外の海洋人材育成を推進するものです。最大の特徴は黒潮圏域を三次元的に研究するだけではなく、横串に時間軸を入れた極めて独創的かつ21世紀の研究のひな形となすべき本学の挑戦でもあります。
本プロジェクトが、海洋立国を目指すわが国における国際的な海洋研究や黒潮圏域の文理統合型海洋人材育成の拠点として、大きく羽ばたくことを期待しています。(2017年3月)

高知大学 学長 脇口 宏

 平成28年度から開始した6ヶ年計画の文部科学省特別経費「4次元統合黒潮圏資源学の創成」プロジェクトは今年が最終年度となります。本プロジェクトが修了する1年前の令和3年3月にリーダーの徳山英一先生が退任されましたので,4月に高知大学海洋コア総合研究センター長に就任した佐野有司がプロジェクトを引き継ぎ,取りまとめを仰せつかりました。本家理事のごあいさつにもありますが,高知県南側沿岸を洗うように,太平洋を黒潮が悠々と流れています。この黒潮を対象とした文理融合型の重要な研究プロジェクトに関わらせていただけるのは大変な光栄に思います。

 私は前任地の東京大学大気海洋研究所では,海洋化学部門の分析化学分野に属しておりました。そして,海水に含まれるヘリウム同位体比を使った海洋深層循環や高解像度二次イオン質量分析計(NanoSIMS)を用いて生物起源硬組織の微量元素分析から海洋古環境の情報を引き出す研究をしてきました。黒潮に関わる資源についての研究と教育については,ほとんど初心者の域をでませんが,岩井副センター長をはじめとする海洋コアセンターの教職員の皆様に助けられてプロジェクトを進めてきました。

 本年度はプロジェクトの最終年度になりますので,I班:黒潮圏資源研究の推進,II:班総合的海洋資源管理の体系化,III班:海洋人材育成および地域産業創出,という各班を構成する高知大学関連の先生方にお願いして,これまでの研究成果をまとめていただき,「4次元統合黒潮圏資源学」という仮タイトルの教科書を準備しております。現時点で約90%の原稿が集まっておりますので,程なく出版されると期待しています。海洋と資源の専門家,研究者だけでなく,大学の専門学部,大学院の学生にも役立つ内容になりました。

 本年度の研究成果として,かなり手前味噌の感はありますが,佐野・奥村他のNanoSIMSを用いたムール貝殻の高解像度化学分析が挙げられます。岩手県大槌町沖は黒潮が到達する北限より少し北に位置しますが,その海岸で2011年9月に採取されたムール貝を対象としました。2ミクロンの分解能で貝殻のMg/Ca比を分析したところ,殻の成長速度を考慮すると,潮汐を反映して変化することが分かりました。さらに成長線を遡って2011年3月の部位を分析すると,東北地震の津波に関連したと思われる大きなMg/Ca比の変化が検出されました。この研究成果はScientific Reports誌に掲載されました。そして化石の貝殻を使えば過去に南海トラフで起こった巨大地震の復元にも役立つ可能性があるとしてNHK高知で取り上げていただきました。

 本プロジェクトは,メンバー一同の奮闘努力による研究活動の結果として,ほぼその目的を達成できたと考えます。本プロジェクトを応援していただいた高知大学の教職員の諸氏,予算を配分していただいた文部科学省の関連部局の皆様に感謝いたします。(2022年3月)

海洋コア総合研究センター 佐野 有司

 令和2年度は「4次元統合黒潮圏資源学の創成プログラム」の5年次目となります。本年度は過去4年間で得られた各班の成果と、プログラム全体の目標との関連性を明確にし、最終年度に向けた本プログラムの取り纏めを実施しました。また、学部生および院生を対象とした4次元統合黒潮圏資源学の教科書出版に向けた準備を開始しました。一方、COVID-19の蔓延により制約を被った活動もありました。「1班:黒潮圏資源研究の推進」は比較的大きな影響を受けることはありませんでしたが、データ取得の機会が失われました。また、「II班:総合的海洋管理の体系化」では、平成28年度に人学した本学農林海洋科学部海洋資源科学科第1期生が新たに設置された農林海洋科学専攻海洋資源科学コースに入学し、研究者としての第一歩を踏み出しました。対面講義が困難な中、修士課程の共通科目である海洋資源学序論や、学部で開講している「総合的海洋管理(ICOM; Integrated Coastal and Ocean Management)」教育プログラムを、on-line授業により実施することが出来ました。一方、「III班:海洋 人材育成および地域産業創出」では、大学院博士課程の東南アジア留学生を主な対象として、総合的海洋管理のコンセプトを持った人材育成を進めてきましたが、櫻井克年学長や受田浩之理事の出席によりフィリピンで8月に開催を予定していた博士課程修了生を中心とした同窓会の設立記念式典が中止となるなど、本年度は国費留学生プログラム等の一部の計画を実施する事が出来ませんでした。令和3年度はCOVID-19が収まり、外国との交流が再開することを期待します。

 特筆すべき本年度の研究成果として、長崎他の「Chronological distribution of dinoflagellate-infecting RNA virus in marine sediment core」を挙げることが出来ます。本論文は高知県浦ノ内湾から採取された柱状の海底泥中に存在するウイルスに関する分子微生物学的な検出と多様性解析と鉛・セシウム年代測定を取り合わせ、RNA virusの時間変動を明らかにしました。本成果はvirusの時間変動を解析した極めてユニークな論文として高く評価され、環境関係の科学雑誌として高いIFのSTOTENに掲載されました。

 また、地域と密着した研究成果として、奥村他の深海宝石サンゴの年代測定研究が挙げられます。足摺沖から採取された枯れ木の深海宝石サンゴの14C年代が、本海域でサンゴ漁が始まった西暦1871年より古いことから枯れ木サンゴは人工的な攪乱ではなく、自然条件で枯れ木になったことが判明しました。本結果は、持続的宝石サンゴ漁の可否を判断する際に大変貴重な情報であることから、Radiocarbonに掲載されました。

 本プログラムの達成目標に向けて令和3年度は最終年度となります。メンバー同が研究活動を一層進展させ、プログラムの目的を達成したいと考えています。(2021年3月)

 6ヶ年計画の「4次元統合黒潮圏資源学の創成プログラム」は,折り返しを過ぎ令和元年度は4年次目となります。本年度は,黒潮圏の海底,海水,大気間の相互作用が支配する鉱物資源・生物資源等の形成過程と,それらの4次元変遷史の解明を推進しました。本プログラムのもう1つの柱である総合的海洋資源管理の体系化および海洋人材の育成では,昨年度から継続して,既存のプログラムと連携して活動を進めました。また,個人研究が4次元黒潮圏資源学の一ジャンルとしてどのように位置づけられるかを確認する目的で,2020年2月に第2回全体発表会を開催しました。前年度実施した外部中間評価委員会で,プログラム全体の方向性が明確に伝わらないとの指摘を受けましたが,この発表会では4次元黒潮圏資源学創成を強く意識した個人研究成果が発表されました。

 研究成果発表後の総合討論では,マイクロプラスチックを生物体内に取り込む底性有孔虫を利用した環境汚染対策の可能性,負の資源を有用資源とする「ヘドロからエビを育てる」取り組みなど,新たな資源の可能性について議論しました。さらに,プログラム最終成果の1つとして,2021年度から学部/大学院講義での使用を目指し,4次元黒潮圏資源学のテキストを作成する事が議論されました。 特筆すべき本年度の研究成果として,海底面での15年間に亘る現場沈殿実験結果から,1-数μm径の球菌状の不定形粒子の海水起源の鉄-マンガン鉱物が,黒潮域水深900-1,500mの海底に設置した陶器等の表面に,1mm2あたり年間1,000-10,000個形成されていたことが確認されたことが挙げられます。本結果はマンガン・ノジュールの現場成長実験であり,高く評価されScientific Reportに掲載されました。また,黒潮流路に近い九州・パラオ海嶺の北端から掘削された試料の精密解析から,過去3,000万年間において最も温暖な時代であったとされる中期中新世について,連続的な北太平洋の海洋環境変動を復元できる可能性を指摘しました。2つの研究は黒潮圏における資源形成と形成環境の変遷史をテーマとした研究と言えます。

 本プログラムの目標達成に向けて2020年度は研究活動では実質的に最終年度と言っても過言でありません。メンバー一同が研究活動を一層進展させ,プログラムの目的を達成したいと考えています。(2020年3月)

 平成28年度から6ヶ年計画で開始された文部科学省特別経費「4次元統合黒潮圏資源学の創成」プロジェクトは、本年度末で折り返しを迎えます。そこで、これまでの成果を纏め、プロジェクト後半の活動に活かす目的で、2018年11月6日に中間成果報告会を開催しました。報告会では、今年度の成果を含め、過去の研究成果および教育実績が発表されました。それらの中のトピックスとしては、1)海底マンガン鉱床の基礎研究(形成モデルの構築、マンガンクラストの微細層序学の確立、マンガンクラストの広域的・局地的な分布実態と産状の把握)、2)古ウイルス学の提唱、3)室戸海洋深層水飲料による腸内環境改善効果の研究、4)黒潮の時空間変動と古環境変動の研究、5)黒潮圏総合科学専攻との連携による黒潮圏の持続型社会形成を目指す海洋人材育成が挙げられます。

 本報告会には、学外の海洋資源学有識者として高橋正征東京大学名誉教授、西村昭産業技術総合研究所名誉リサーチャー、中原祐幸海洋産業研究所常務理事をお招きし、成果報告をお聞き頂いた後に、プロジェクトの中間評価を依頼いたしました。3名の委員からは、プロジェクトの目的を達成するため取り組むべき幾つかの項目をご指摘いただきました。それらは、1)黒潮圏資源学が対象とする資源とは何か、また多岐に亘る資源の研究・開発の方向性を、より明確にすること、2)3つの班は独立して研究・教育を実施しており、黒潮資源学を創成するために求められる、各班相互の関連性が希薄であるため、資源学の全体像が明瞭でない、3)「総合的海洋資源管理の体系化」および「総合的海洋管理人材の育成」と黒潮圏資源学の創成との関連性を明確にすること等でした。これらのご指摘を後半3年間の活動に活かし、プロジェクトの目的を達成したいと考えています。なお、外部委員による中間評価結果の詳細はHPをご覧ください。(2019年3月)

 「4次元統合黒潮圏資源学の創成フロジェクト」は2年目(平成28年度から平成33年度までの6ヶ年プロジェクト)を迎え、各班はそれぞれの目標に沿って研究・教育を精力的に進めています.本プロジェクトの開始以来、“4次元とは何か”との質問を多くの方から受けました.4次元とは、①沿岸域から沖合の黒潮域(1次元目)、②黒潮圏(北赤道海流域、黒潮本流域、続流域)(2次元目)、③水深(3次元目)、④過去から現在の様々な時間スケール(4次元目)を意味します.本事業の目標は、4次元的視野で黒潮圏の海洋資源を理解することです.4次元統合黒潮圏資源学は、海洋環境を賢く護りながら利活用することに資するのみならず、将来の資源動態の予測、さらに持続的利用を実現する「総合的海洋資源管理」の体系化に大きく貢献するものと期待されます.また、黒潮流域周辺各国の大学院生を対象に,文理統合型視野を併せ持つ総合的海洋管理を担う人材の育成も併せて目標とします. 具体的な事業項目は下記の通りです.

I. 黒潮圏資源研究の推進
1. 海底鉱物・エネルギー資源の基礎研究
 (海底鉱物資源、海底エネルギー資源)
2. 海洋生物資源に関する基礎研究
 (海底生物資源、海洋天然機能物質資源、
  水産資源、海洋深層水資源)
3. 黒潮の時空間変遷史の研究
II. 総合的海洋資源管理の体系化
III. 総合的海洋管理人材の育成

 本年度から新たに2名若手研究者が加わりました.2人は微生物が海洋鉱物資源の形成メカニズムに大きく寄与しているとの観点から、新たな海洋鉱物資源形成像を探求する新進気鋭の研究者です. 今年度のトピックは、1)海底マンガン鉱床の基礎研究(形成モデルの構築、マンガンクラストの微細層序学の確立、マンガンクラストの広域的・局地的な分布実態と産状の把握)、2)古ウイルス学の提唱、3)室戸海洋深層水飲料による腸内環境改善効果の研究、 4)黒潮の時空間変動と古環境変動の研究、5)黒潮圏海洋科学研究科との連携による黒潮圏の持続型社会形成を目指す海洋人材育成等です. 本プロジェクトは来年度が3年目となり、プロジェクト折り返し時点の内容および実績が問われることになります.4次元統合黒潮圏資源学の創成に向け、プロジェクト参加研究者一度邁進致します.(2018年3月)

わが国は、国土面積の約12倍、世界第6番目の面積を誇る広大な排他的経済水域(EEZ)を有しています。このEEZは多種多様な資源が未利用の状態で存在する可能性を秘めた最後の資源フロンティアです。EEZの管理は当該国に託されており、わが国では平成25年に改定された海洋基本計画において海洋の持続可能な開発及び利用を推進するのみならず、海洋環境の保全との調和を図ることを謳っています。
高知県南方に広がる西太平洋には、西岸境界流の代表である黒潮が流れており、多様な海洋資源を育んでいます。特に高知県は海洋資源のみならず気候や文化等へ黒潮から多大な恩恵を被っており、本学は様々な海洋政策の研究や推進に最適な立地と言えます。
高知大学第3期中期目標で特色として掲げられている「海洋に関する異分野融合研究や学際的教育」の推進の一環として、平成28年度から平成33年度までの6ヶ年度にわたり「4次元統合黒潮圏資源学の創成」を実施することになりました。(2017年3月)

海洋コア総合研究センター 徳山 英一

「4次元統合黒潮圏資源学」とは

黒潮圏を舞台にした統合型「海洋資源学」の創成

「4次元統合黒潮圏資源学」とは
  • 1次元:高知沖(沿岸~沖合)
  • 2次元:黒潮流軸&続流域
  • 3次元:水深

高知沖における様々な時間スケールで黒潮圏海洋資源を知る。4次元:時間スケール過去から現在の様々な時間スケールの海洋資源を知り、使い、維持管理する。そして、将来の資源動態の予測をおこなう。

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プロジェクトの研究内容や実施事業の活動報告をまとめた冊子です。

2017 Vol.1(2016年度)

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2018 Vol.2(2017年度)

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2022 Vol.6(2021年度)

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