公開日 2013年12月9日
2013年度第2回高知すじなし屋が、客人に高知県立牧野植物園園芸部の里見和彦氏をお迎えして、12月7日に行われました。
第1部(高知県立牧野植物園)では、牧野富太郎記念館の建築物としての魅力や、館内展示では牧野氏の膨大な資料に想いを込めて、里見氏自らご説明くださいました。また、屋外の散策では、植物の説明を丁寧にして下さり、自然にに包まれた心地よい時間となりました。
続く第2部(座談会)では、里見氏が牧野富太郎に導かれるように、東京から高知へ戻り、牧野富太郎から繋がる縁を受け継ぎながら、植物に囲まれ、癒されながら生活されているお話をお聞きしました。想いを持ってお仕事に取り組まれている姿に参加者は引き込まれ、さらに双方向の一体感が生まれた場となりました。
その後の交流会では、参加者と里見氏が更に距離を縮め、想いを伝え合いながら、繋がりを持てる場となりました。
≪すじなし屋とは≫
2007年から形を変えながら継続されているこの「すじなし屋」。
集うすべての人々の“想い”を共有する「共感の場(feel-shop)」です。
自らの世界観が豊饒になるキッカケになれることを目指しています。
※対象を社会人とさせていただいております。
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○ 第2回高知大学 高知すじなし屋(11月9日)プログラム
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テーマ:牧野富太郎に導かれて
~展示デザインの世界から見えてきたもの~
東京のデザイン会社での博物館展示設計の仕事の中から生
まれた縁で『牧野富太郎』と繋がり、高知県立牧野植物園
で学芸職員・展示デザイン担当を経て、現在園芸部園地
管理課に勤める里見氏。室内でのデザイン業務から、屋外
での植物と土との触れ合いへと労働の質を変える中で、
『土の力』を感じられ、展示への視点に深まりが…。
そんな客人の想いを、皆さんと共に感じてみませんか?
【第1部】すじなし屋別館@五台山・バスの旅 14:15~17:15
【第2部】すじなし屋本館@高知城ホール 17:30~19:00
【ときめきの交流会★】@高知城ホール 19:15~20:15