公開日 2014年9月18日
高知での第1回目のすじなし屋が、客人に美濃守氏をお迎えして、8月30日に行われました。
第1部では、高知刑務所施設参観をさせていただきました。所長から高知刑務所の歴史などの話しをお聞きした後、施設内を見学。担当刑務官から、受刑者の方々が過ごしている場でどのようなことが行われているのか、心がけていることなどをお聞きしました。
その後、高知県立武道館へ移動しました。ここは、昭和51年まで高知刑務所があった場所で、その名残となるところを見ながら、その周辺を散策しました。
第2部(座談会)では、「異次元の世界にて ~楽しさを得るには受け身ではダメ~」をテーマに、幼少期から新聞社での仕事を経て、刑務官を務められた中での苦労、そして、やりがいと目標を熱く、そして温かい口調で語ってくださいました。刑務官を定年退職された後、保護司をされ、もう一度再任用として刑務官へ戻られた心境などもお聞かせ下さいました。
その後の交流会では、入れ替わり立ち代わり客人を囲んで話をする様子が見られ、新しいつながりが生まれた場になりました。
≪すじなし屋とは≫
2007年から形を変えながら継続されているこの「すじなし屋」。
集うすべての人々の“想い”を共有する「共感の場(feel-shop)」です。
自らの世界観が豊饒になるキッカケになれることを目指しています。
※対象を社会人とさせていただいております。
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○ 第1回高知大学 高知すじなし屋(8月30日号)プログラム
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テーマ:異次元の世界にて ~楽しさを得るには受け身ではダメ~
【客人】 美濃 守氏(高知刑務所処遇部 統括矯正処遇官)
【席亭】 大石 達良氏(高知大学教授/キャリア形成支援部門員)
刑務官として40年程働き続け、退職後に保護司となり、また
復職された異例の経歴の持ち主、美濃守氏を客人にお迎えし、
異次元の世界を皆で体感から始まる今回のすじなし屋。
「抱くけど、抱き込まない」「仕事は『楽しい』」そんな
美濃氏の言葉から垣間みられる人との繋がりを、皆さんで
感じてみませんか?
【第1部】すじなし屋別館@高知刑務所・バスの旅 14:15~17:15
【第2部】すじなし屋本館@高知城ホール 18:00~19:30
【ときめきの交流会★】@高知城ホール 19:45~20:45