公開日 2016年1月29日
2015年9月に採択されたコラボ考房プロジェクトチーム「中山を元気にし隊」はアドバイザー企業として「株式会社東京映画社」さんのお世話になっています。2015年11月19日、天気に恵まれ、きらきら光る海岸を横目に安田町にある東京映画社さんのサテライトオフィスにお邪魔しました。
もともと保育園だった建物が利用されたオフィスの中には、最新の映像設備が整えられそのギャップがとても印象的でした。
今回のミーティングでは、東京映画社の代表取締役社長の百々さんが中山を元気にし隊にアドバイスをくださいました。百々社長からは開口一番「なんで中山なの?」との問いかけが。「私たちには『なんで中山か』に対する明確な答えがある」とおっしゃる百々社長は、東京映画社さんのカメラマンの方が撮影した中山の美しい写真の数々を学生たちに見せてくださいました。「地元の人に合わせるだけでなく、若い人だからこそ考えられる企画があるはず」と語りかけてくださった百々社長の熱い思いは、学生に届いたようです。下記が訪問した学生の感想です。ご一読ください。
(農学部 女子 3年)
東京映画社さんは正直、コラパ~の大槻さんから教えてもらうまで知らなかった企業でした。大槻さんにもらった資料と自分で調べたぼんやりとした情報しか知らずに顔合わせに行ったので、百々社長のお話に圧倒されました。まず、ビジネスだからこそというのもあると思うのですが、目的が明確で、意見もはっきりとしていました。だからこそ、相手に自信を持って伝えることができ、相手にダイレクトに伝わるように感じました。私が東京映画社さんで一番不思議に思っていた、なぜオフィスが中山でなくてはならないのかという疑問にもさらりと答えてくださいました。はっきりとした意思があるからこそ、中山がいい、中山でなくてはならないという理由になるのかなと思いました。私たちが一番足りていないことだと思ったし、でも私たちが一番必要な思いなのかなと改めて考えました。残りの活動中にこの思いをどう形にするのか、どう答えを出していくのかが課題だと思います。また、百々社長とお話をさせてもらい団体としても私個人としてもまだまだ未熟だなと痛感しました。一緒にお話をうかがった森田さんも嶋崎さんもとてもいい刺激になったと言っていて、その気持ちをどうエネルギーに変換するようにもっていくのか、どういう風に引っ張っていけば最もよい結果になるのかは分かりませんが、うまく皆のよさを引き出しながら引っ張っていければいいなと思います。
(農学部 女子 3年)
19日の東京映画社さんとの打ち合わせでは、色々なアドバイスをいただけてとても勉強になりました。学生団体を作った時から、その地域の産業振興やイベントを盛り上げる事が最も地域貢献に繋がると思っていたので、もっと気軽に自分たちも楽しみながらやって良いと言われ色々な事に挑戦したくなりました。
中山といえば自然薯が真っ先に思い浮かび、私たちも自然薯を使って何かできたらいいなと思っていたのですが、色々なお写真や映像を見せていただき、まだまだ中山について知らない事ばかりだと感じました。自然薯にこだわらず自分たちで見つけた新しい中山の魅力を発信できるようにがんばりたいと思います。
やまいも祭りが終わったら、一度中山に行って町全体を歩いてみようと思います。