お知らせ

　自然災害から命を守る対応の一つとして，災害が発生する前の「事前の避難」は非常に重要な手段です。そのため政府は，特に風水害に対して事前に様々な災害情報を発出し，市町村長の避難指示の発令を支援すると共に，住民の自主的な避難を促そうとしていますが，なかなか住民が避難をしない事例が多く，問題となっています。このような問題を解決し，事前の災害情報が住民の避難を促すようになるためにはどうすれば良いのかを，研究の立場からの本学研究者と，防災行政の実務の担当者で議論する場として，本シンポジウムを開催します。
　多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

１．日　時：令和４年１月22日（土）　13時～15時30分

２．開催形式：WEB（Microsoft Teams）開催　　※事前登録制
　　　　　（新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、開催方式を変更しWEB開催のみとしました。）

３．プログラム　：　
　　　(1) 開会の挨拶　櫻井克年（学長）
　　　(2) 趣旨説明　笹原克夫　（高知大学防災推進センター長）
　　　(3) 第一部　災害情報に関する研究と防災行政からの伝達
　　　　 1) 気象レーダー情報の活用　　　　　　　　　　　　　　　（高知大学 佐々浩司　教授）
　　　　 2) 脳のクセを乗り越えろ！「避難」を後押しする情報提供 （高知大学 大槻知史　准教授）
　　　　 3) 土砂災害警戒情報の運用と伝達　　　　　　　　 　　　 （高知県防災砂防課 藤村直樹　課長）
　　　　 4) 災害発生前に「避難指示」を出すために必要な情報とは？（香美市建設課 井上雅之　課長）
　　　(4) 第二部　住民に事前の避難を促すための災害発生情報の在り方
　　　　基調講演：
　　　　　　流域治水における住民の避難を促すための災害情報　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（国土交通省高知河川国道事務所 多田直人　所長）
　　　　パネルデイスカッション
　　　(5) 閉会の挨拶　本家孝一（理事（研究・医療・評価担当））

４．申込方法：
　　専用申込フォームからお申込みください。
　　（専用申込フォームは こちら）
　　QRコードからアクセスできます。
　　登録いただいたメールアドレスに kk03(at)kochi-u.ac.jp から、連絡事項等のメールをおくります。

主催：国立大学法人高知大学
共催：一般社団法人国立大学協会

お問い合わせ　高知大学研究国際部研究推進課
　　　　　　　TEL 088-844-8891　E-mail kk03(at)kochi-u.ac.jp