浅川日記・ボジョルノ・ニーノ（ボローニャ編）
2011年12月14日
あさかわ日記12月10日 ボローニャ編
今日は朝チェゼーナの街を少し散策。
そこで素敵なお菓子屋さんを発見！
めちゃくちゃかわいいおもちゃのようなスイーツたちが並んでいるのです。
他にも雑貨などがあって、気になる商品がありましたが、値札がありませんでした。
そこで、店員のかっこいいお兄さんに「How much is this bag?」って聞きました。
すると「もしかして日本人ですか？」という答え「Yes.」！？なんで日本語！
詳しく聞くと、ベネチア大学っで日本語を勉強していたとのことで、東京にも数カ月住んでいたようで、めっちゃきれいにしゃべるんです。
「僕はこのかわいいお菓子に誇りを持っています。」と言っておられました。
サムライのようなイタリア人でした。
さて、午前中はこのお菓子屋さんをはじめ、チェゼーナのメルカートをみたりしながら、ゆっくりしました。
この市場ですが200店舗以上はあったと思います。この土曜日だけに出る市場はボローニャにもあったので、伝統的なストリートマーケットのようです。
先日お会いした、パオラ先生の友人のボローニャ大学の先生が、この後市場の情報を提供してくれるとのことなので、ステイの目的の一つであるイタリアでのマーケット研究は、ここチェゼーナが研究対象になるかもしれません。
でも、飛行機で1時間、電車で1時間かかるし金が・・・。う“ぅ・・・。
ボローニャまでの移動も勉強になります。
チケットが全部イタリア語なので、乗り方や座席の場所が分からず苦労しました。結局、立ち乗りという手段でボローニャ駅に到着。
・・・。
・・・・・・！
・・・・・・・・・！！！これは
A.C. ミランのバス！！！
ここのホテルに選手が泊っているんでしょうか。
日本で、かじり付くようにして見ていた試合に出ている選手が自分の目の前のホテルにいる！？
興奮しました。
しかし、シヤニー姉さんのお買いものにお付き合いするために、選手が出てくるところを見るのは泣く泣くあきらめました。
そして、ボローニャでの買い物スタート！
その直後バスが出たというのは言うまでもありません。あぁ無情・・・。
ボローニャは大きな街で、(アルゲーロも高知と比べたら都会だけど)人の多さが自分にはつらいです。
今はどこもクリスマスモード全開です。
商店街はすべて歴史を感じさせる建物で、すべてリノベーションされています。
なんで、新しいビルを建てないのか？
Ｈ＆ＭとかＺＡＲＡ、MUJIがこういう建物の中にあるってなんか不思議です。
でもたぶんイタリア人から見たら、日本も不思議に見えるんだと思います。
その感覚をお互いが持ち合い共有できれば、素敵なものがきちんと評価され、残こす仕組みづくりへの第一歩になるのではないでしょうか？
ボローニャ滞在は荷物が重くて大変でしたが、とても意義のある滞在でした。
再認識した何よりも大事なことが、男はだまって荷物持ち。
