JASSOサッサリ大学プログラム:県庁編

公開日 2012年2月9日

本年度採択の日本学生支援機構「留学生交流支援制度(ショートステイ・ショートビジット)」による「「コミュニティ再生・防災」を担う自律協働型人材育成国際教育ネットワーク事業」の一環として、現在、イタリア・サッサリ大学建築・デザイン・都市計画学科より留学生2名の受け入れを行なっています。

本事業では、特に「コミュニティ再生・防災」をテーマとした国際教育プログラムを実施するため、高知県内を研究フィールドとして、学生たちが活動を始めようとしています。

9日には、高知県土木部住宅課・危機管理・防災課を訪問し、担当課長や各分野の専門家を交えて、高知県内の防災対策の現状、今後の政策について意見交換を行いました。この中で、高知県として防災対策の早急な充実を図る一方で、こうした対策が県内の産業や山間地域の活性化に貢献できるシステムについての将来像なども話題に上がりました。

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(写真:高知県庁にて)

また、サッサリ大学の学生からも、イタリアでの避難所運営に関する取り組みや、キューバでの仮設住宅建設プランなど、現在研究を行なっている事例のプレゼンテーションが行われました。

今後、県内で研究が行われている仮設住宅のデザインなど、実際のフィールドを訪れて研究・学習を行っていく予定です。

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