公開日 2012年2月12日
タイは、とにかく市場の数が多いです。今日は、ラストの休日ということで、2時間かけてSamchuk Marketに来ました。ボン君には、「I’m interested in local product」とだけしか言っていないので、とりあえずマーケットに連れて行ってくれます。タイのマーケットは、日本でイメージする市場の何倍も規模が大きいです。似たような商品も含めて、とてつもなく広い敷地内に所狭しと商品を並べています。
タイの商品は、飾らないパッケージが多いです。生産者がパッケージングもしているそうです。理由は、「デザイナーに頼むとお金がかかるから」。ある意味、合理的ですが、近代的なパッケージ(デザインだけでなく品質保存などの面で見ても)でなくても、観光客が買いたくなるのは、タイの個性が生む強みではないかと思いました。韓国は、近代的に変わっていますが、一部では似た雰囲気があるかもしれません。
観光がてらに遊覧船に乗りました。ここら辺は、川沿いで洪水が直撃しましたが、政府の保護対策が2~3kmにわたって施され無事のようでした(橋の柱などには、木片などが大量にひっかかったままでした)。1kmぐらい川上に向かって登りますが、洗濯をしている人・釣りをしている人・ハンモックで寝ている人など、生活の一部が見え、とても楽しかったです。これが、観光用に装飾された風景を見せられる物であればおもしろくなかったと思います。きっと、動物を動物園で見るより、サファリパークで見た方が楽しいのと同じではないかと思います。ありのままの姿が見えるから魅力的で何度も来たくなるんですよね、多分。
ちなみに、タイは、公共交通(?)手段がいくつかあって、バス・ミニバス・バン・BTS(汽車?)・バイクタクシーなど様々です。料金は、バスだと車掌さんがいますが、ミニバスやバスの料金システムは、順番に車内にカゴを回して入れていくというものです。こんなことができるのも、ある意味、タイの良さかも知れません。