有田日記・マイサバーイ(2月11日:Chatuchak Market編)

公開日 2012年2月11日

朝、起きて窓を開けると、下に多くのマットや木材のがれきが散乱していました。タマサート周辺は、津波の影響で1m近く浸水し、一階は全て全滅のようでした。

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(スイッチの下まで洪水が来ていた跡が壁に付いていました。)作業員が今も復旧作業をしています。

 

今日は、昼過ぎからバスに乗って、Chatuchak Marketに行きました。

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ボン君は、ずっとChatuchakを、日本漫画の「ナルト」に登場する言葉の「チャクラ」と発音が似ていると言っていました。さて、その市場ですが、大きなスクエアに網の目のような道があり、その中に店がぎっしり集合しています。ただ、並んでいるだけでなく、ファッションや伝統工芸品など、いくつかのテーマに分かれて(ユーモラスな店もあり)集合しています。外国人観光客が多く、日本人もたくさんいました。タイでも緑茶はポピュラーな飲み物ですが、基本的には蜂蜜入りで甘いジュース感覚になっています。ココナッツミルクは、ミルクテイストかと思いきや、水に近いものでした(知りませんでした)。中の白いゼリー状の部分も食べられますが、味はほとんどありません。

市場を一通り回って思ったのは、国内の人もたくさん訪れているということです。観光市は、価格が高めに設定された商品が並んで観光客が買いに来るというイメージでしたが、Chatuchakは、バンコク内の人も買いに来るほど安い商品が並んでおり、日々の生活用品を購入する場としても機能しています。

隣接している公園は、バンコク内のオアシス的存在で多くの人々が利用していました。タイの人ばかりでなく、観光客も利用しています。去年7月の洪水被害中、ここら近辺は重要な地区として政府の保護を受けていて無事でした。

その後、移動してCentr Holeに行きました。

ここは、ライブや様々なイベントが開かれる多目的施設らしいです。今日は、庶民料理や民芸品から家具・家電まで様々なブースが国内から集合した物産展が催されていました。晩御飯は、ここでタイ風Sushiや伝統的サラダのソムタムを食べました。観光客よりも、多くのタイ人家族が夕食目的で訪れていました。一部の上流階級を除き、外食が一般的な食生活のタイでは、物産展も重要な消費の場となっています。

バンコクには、伝統的な食・生活文化があって、それを守るように都市が作られています。それらは同時に、タイの個性として観光資源(魅力)にもなっていると感じました。

そう言えば、ボン君がたまに、おもしろいことを言います。今日は、ココナッツミルクを、私が飲んでいる時でした。「その白いのもすくって食べられるよ」「本当?・・・んー味ないね」「もちろん♪(Sure!)」。タイ人は陽気で楽しいです。

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