公開日 2012年2月22日
サバーイディークラップ!
どうも(;一_一)今日の成果を簡単にまとめます。
・早朝起床に成功した
・ディーンと話せた
・虫を食えた
・プァンさんの娘さんと仲良くなれた
・25日に発表する交渉ができた
こんな感じです。
では、昨日言った通り、BJRの1日を紹介します。
6時半 コミュニティーセンターオープン
掃除レクチャールームのセッティング
8時半 ダラダラする
9時 ご飯の準備・朝食
12時 外から研修に大学生・他地域の方が訪れる
研修をする
バスでコミュニティー紹介
村内の清掃活動
18時 研修・観光客が全員帰る
飲み会or話合い開始
20時 コミュニティーセンター閉まる
だいたい、こんな感じで毎日が過ぎていきます。1日4組ぐらいの客が来ているとみんながバタバタと動いています。働いているのは、リーダー格の人を中心にした約15人です。
昨日、毎早朝お坊さんが通るという話を聞き、ここへ来てから起床が9時頃と怠惰な生活をしていたので、たまには早く起きて徳でも積もうかと策略しました(お坊さんは、基本的には経済力をもたず、住民のお布施によって食事を賄います。住民は厳しい修行を免れる代わりに、お布施をすることにより徳を積む《修行に近いご利益を得る》ことができます)。
しかし、6時半に起床して言ってみたものの、昨日聞いていたところには現れてくれず、コミュニティーセンターのお手伝いをしました。少しは慣れてきたもので、研修客用の椅子出しを手伝いました。その後、パソコン触っていろいろ調べているとジョージカップル登場。昼前からBJRの外へ出かけました。1時過ぎまでブラブラして、帰ってきてからダラダラしていました。たまには良いか。しかし、外に出るといよいよBJRがきれいな街だということが分かります。
ディーンは今日も1日中働いています。朝から草刈り、午後は木の枝摘みやってから水をあげて・・・と、範囲が広いのでかなり時間がかかります。怒田よりも少しヘビーかもしれない。しかもまだ、中学生ぐらい。平日なのに、勉強もせず楽しそうに(?)働いている。日本人からするとかなり違和感ですね。
そのあと、2人がホームステイしているマリさんの亀の養殖場に餌をやりに来ました。2人とも楽しそう・・(笑)。私は、写真係に徹していました。マリさんの家業は、亀の養殖をやっているそうで、自分で食べる以外は台湾に輸出しているそうです。餌は、魚で毎日400Bかかるそうですが、亀は、1kg900Bと高値で取引されるようです。卵は、1日3~40獲れるそうで、50日程度で孵化します。夫婦ともに英語はほとんどしゃべられないので、話せる範囲で質問をしました。
夜は、プァンさんの家でまた飲み会。重要な質問タイムです。今日は、奥さんがトムヤムクンと、なんと・・・イナゴのから揚げを作ってくれました!人生初の虫に挑戦しましたが、案外食えないものではない。スカスカの鳥のから揚げって感じです。食べるものがないなら食べられる。ここの人も、いつも食べるものではないみたいですが、プァンさんは好きらしいです。「好き?」と聞いた時に、一瞬迷った顔をしたのは多分、気のせいでしょう。他の地域では当たり前に食ってんのかな?買ってきたって言ってたけど、いくらするんだろうか。他の地域ではもっといっぱい食べてるのかな。
ディーンについて聞いてみました。書いていなかったかもしれませんが、ディーンは15歳で、プァンさんの子どもではなく、カンボジアから両親と一緒にタイに来た子です。低賃金のカンボジアから出国し、両親は、近くの工場で働き、ディーンはこのBJRに住み込みで働いています。1カ月の給料は5000B前後で、1日100Bあれば十分食べられるタイではかなり良い方だそうです。仕事は、前日の日記までで紹介したように、主に村内の清掃活動をしています。話して(理解はほとんどできませんが)いると、基本的に楽しそうなんですよ。おいしい果物を自分で獲って食べたり、村の人と話したりしている姿は日本で見る小学生と変わりありません。しかし、教育は受けていない。今は幸せそうですが、いつまでも働けるかは分かりません。もう一度、プァンさんに聞いてみよう。あと、何とかしてディーンに聞きたいのは、「将来何になりたいか」です。あと、2日もあればなんとか・・。
あと、報告したいのは、あれほど人見知りだったプァンさんの娘さんと仲良くなれたことです。私自身が幼いからかは知りませんが(笑)、子どもの遊び心を掴むことに成功。彼女はもうすぐ5歳になりますが、村内には同年代の子どもはいません。毎日通う幼稚園も昼には帰ってくるので、ほとんどの時間、1人で遊んでいます。おそらく、仲良くなれたのは、私に慣れたからではなく、彼女の心情に合った関わり方ができたことで、心を開いてもらえるきっかけができたのだと思います。今までは覚えたての言葉で、ただ話しかけるだけでした。昨日は、「遊ぼう」と思って接してみました。それが、彼女の求めていたものでした。部屋に連れていかれて、おままごとまでしちゃいましたからね(笑)。これは、すげー勉強になった。
ここでの生活も、あと2日で一区切り。全く早いものです。次に待つのは、タイのスクウォッターエリアです。無権者住居地区での住民による地域開発を政府組織のCODIがやっており、そこにインターンシップという形で参加します。真逆な地域に行くイメージですが、BJRとの比較対象になれば良いかなと思います。正直、ずっとBJRが良いんだけどな・・・。まだ、CODIに一緒に行くはずの、タマサート大学の学生と連絡が取れません。かなりの比率で英語に逃げていた自分にとって、誰か翻訳してくれる人いないと厳し過ぎる(;一_一)それに、25日(BJR最終日)は、ここで感じたことを村民に発表しなければ。はぁ。