とこ日記・アルゲロに到着したの巻(2月22日)

公開日 2012年2月22日

ボンジョルノ!

イタリアはアルゲロにやってきました。

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20日の朝5時40分にバスで高知を出発しました。

荷物も多いし電車も動いてないのでタクシーで高知駅へ行こうと思い、朝5時にタクシーを頼んでいました。

出発の朝、携帯の音で目が覚めました。見ると知らない番号からの着信。携帯に表示さている「5:04」。………?!?!

うわぁぁぁあああぁぁぁぁあああああ

まさかの寝坊。っていうか準備完璧じゃないのに!

とりあえずスーツケースを閉めてコートを着て急いで家を出ました。携帯を見ると5時6分!まだ間に合う!

外に出るとタクシーの運転手さんに「来ないからもう出ようかと思ってました」って言われてしまいました。ほんとに危なかったーーー!!

しばらく走って、運転手さんに「どちらに行かれるんですか?」と聞かれ、「イタリアです」と答えると「え?!!!!!イタリア?!?!(普通寝坊するかよ)何しに行くんですか?」という反応。

私「3週間ほど留学に……」

運転手さん「はぁああ?!?!?!」サービス業に携わっている人にこんな言われようされたのは初めてです。その後説教っぽいこと言われました…。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

でももし、タクシー会社から電話がなかったらどうなってたんだろう、もし運転手さんが独断で帰ってたらどうなってたんだろう、と思うとぞっとします。急いで出てきたので、帰った時の家の状態を想像するともっとぞっとできますが。

なんだかんだ無事に20日22時ごろアルゲロに到着しました。

空港で税関の人に「ちょっとちょっと」って呼ばれてお部屋に連れて行かれましたが、なんとか無事です。「ジャポネーゼ!スタディ アブロード」って言って、サッサリ大学の住所見せたら何もチェックされず笑顔で「どうぞどうぞ」的なことを言われ通してもらえました。私は内心ヒヤヒヤでしたが、まなちゃんは終始笑顔でそんな状況さえ楽しんでいるようでした。

空港には浅川とステファノさん、リビオさんが迎えに来てくれました!荷物が多くてトランクに入りきらなかったので、ステファノさんが私のスーツケースを抱えて車に乗ってくれました。さすがイタリア男、優しかったです。

その日はゆっくり寝て、次の日は朝9時から授業!

なんと起きたのは8時40分!

もう超特急で準備しましたよ。私はお化粧が大好きなんですが、化粧なんてしてる余裕もなく、ほとんどすっぴんで大学へ。初日から何やってるんだか……。

イタリア語でパオラ先生が何やら講義…。もちろんわかりませんでしたが、写真や英語に近いイタリア語もあったので、がんばって理解しようとしてみました。でももちろんわからぬ。

1時間くらいで授業を終え、アルゲロ探索をしました。

小さい街とのことですが、覚えきれません。方向感覚は自信ある方なんですが、なんせ風景が日本と違い過ぎる!どこも同じというと失礼ですが、どこも石でできていて、窓は緑で、似たような色の建物ばっかりです。そしてどの建物も古い。海沿いには昔国を守るために造られたものもたくさん残っています。海があって、教会があって、魔女の宅急便に出てくるみたいなすてきな街です。日本人の私にとっては街全部がかわいくて、絵本の世界に来たように思いますが、こっちの人にとっては日常なんですよねー。いたるところで写真を撮っていた私は変な人に見られたかもしれません。

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来たばかりの私には「なんで?」と聞きたいことがいっぱいあります。

建物の窓は緑やし、ひさしがないし、家と家の間に橋がかかってたりするし。お昼にはお店が閉まってるし、犬だらけやし、1日で公園できて1日経ったらなくなるし、電気は暗いし断水するし。それに、どうしてこんなに肉も野菜も魚も安いのか。あまりにも日本と違います。当たり前ですが、食事も全く違っているので、ザ・日本人の私にとっては苦しいです。野菜の煮物食べたい。おでん食べたいなぁ。今日の夜はステーキ食べに行こうという約束をしました。…………はぁ。

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これから3週間どうなるのやら。

でも結局どうなるかは自分次第!いっぱい恥をかいて、いっぱい失敗しようと思います。書きたいことはたくさんありますがこのへんで。チャオ!

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