有田日記・マイサバーイ(3月1日:スラムまとめ編)

公開日 2012年3月1日

サワディークラップ!

どうも、寂しい誕生日が迫ってきた有田です。浅川氏帰ってきてるよね??お疲れさま!!私も、こっちへ来てから早くも3週間が過ぎようとしています。

この3日間は、4箇所のスラムコミュニティーに行ってきました。とりあえず臭い。4つとも、CODI発足当時の10プロジェクトの1つで、他のコミュニティーに比べ開発がかなり進んでいる地域ですが、日本人の自分にとっては正直に言えば住みたくない。私は匂いには過敏で、特に河川沿いのバンブーアに行った時は、ヘドロのような匂いに終始吐きそうでした。それに近からず遠からずのコミュニティーを見学させていただきましたが、みなさん笑って暮らしているんですよね。

バンコク内のスラムコミュニティー居住者のほとんどは、郊外から移り住んできた低所得者層の方々です。教育も受けられず、雇用だけを求めて都市に集まってくる。その証拠に、バンコクの人口の650万人の10%、約65万人もの人々がスラム居住者だそうです。開発の程度によりますが、屋台販売のinformal workの仕事や、政府機関で働く人もいるそうです。CODIも政府が作った機関だという話も聞いたので、国自体が低所得者救済に積極的だと感じます。首都人口も10%だからな・・。無視はできんでしょうな。まあ、逆に少数だから無視しているようでは、高知の中山間地はなくなってしまいますが。

スラム地区での目標は、「BJRのような農村地域とスラムと呼ばれる地域での開発は、何が違っていて、何が同じなのかを知りたい」でした。それは、日本でも活かせるような共通項を考えたかったからです。しかし、あまりに短期過ぎ、かつ、英語が話せなさ過ぎて(大学生とCODI職員さんはペラペラです)、聞きたいことも聞けずじまい。はぁ。いろいろと言葉をかえて聞いてみたものの伝わらず・・・。

人のつながりや接し方などが、私のイメージする日本とは、微妙に違う気がしました。まだ、上手くは言えませんが。もうちょっとじっくり整理しないと、この3日間は、初体験過ぎて消化不良気味です(笑)まとめ編なのに、まとまらない。BJRでゆっくり考えます。明日は、今日の続きとBJRでの目標を書きます(予定)。

時間は、3月2日の朝4時前。日記の所要時間は約30分。それまでは、今日までの学びをパワーポイントでまとめていたので、遅くなりました。明日は、10時にバンコクを発って、BJRに帰ります。あー楽しみ、楽しみ。みんなどんなリアクションで迎えてくれるかな。

お問い合わせ

コラボレーション・サポート・パーク
コラボレーション・サポート・パーク