公開日 2020年2月25日
2020年2月20日
佐川町上町地区へ行ってきました!
高知大学朝倉キャンパスから車で40分程、JR佐川駅から徒歩圏内です。
到着後車を降りると、司牡丹酒造株式会社から芳醇なお酒の香りが漂っていました。
こちらでえんむすび隊がお世話になるのは6年目となり、地域の方との交流の中で佐川町のイベントを通した取り組みや江戸時代と明治時代から残る城下町の歴史と文化について学ぶことができました。
佐川町では2020年2月22日から「第12回さかわ・酒蔵の道ひなまつり」が開催されます。
えんむすび隊は、さかわ観光協会とNPO法人佐川くろがねの会の皆さまと一緒にこのイベントで展示される雛壇の飾りつけをお手伝いしました。
<名教館>1772年、土佐藩家老 深尾氏により子どもたちの学びの場として創設された建物で、県指定文化財。
大切に保存されているおひなさまや道具などを丁寧に取り出すと、完成した雛壇の写真を見ながら飾り方を確認します。飾りつけをしながら向かって男性が左で女性が右…地域の方との会話から、その飾り方にも歴史や意味があるのだと知ることができます。
また、ひな人形は、顔が細身だったりふっくらしていたりとその時代の流行とともに形が異なります。
これらの雛壇は地域の方からの寄付で集められたもので、このひなまつりの時期に上町地区の街並みにバイカオウレンをはじめとする花とともに一斉に飾りつけを行い、佐川町に足を運んでほしいという地域の方の願いが込められています。
みんなでひな飾りをして完成すると、とてもきれいで達成感があり、うれしくなります。
ひな飾りがひと段落したころにみんなでお昼ご飯です。
地域の方と一緒にご飯を食べながら、学生が「子どもの頃に家族でひな人形の飾りつけをしたことがあったので懐かしい気持ちになりました」と言うと、「また佐川に遊びにきてね」と言っていただくなど学生が来たことを本当に喜んでくれていました。
ご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました。