気候変動に関する国際シンポジウムを開催~高知大学が主導する温暖気候変動研究交流拠点のキックオフイベント~

公開日 2025年10月22日

 ⽇本学術振興会の研究拠点形成事業に採択された「国際海洋科学掘削スクールを核とした温暖期気候変動研究交流拠点」のキックオフ国際シンポジウムを10 ⽉22 ⽇(水)〜24 ⽇(金)に開催します。近年の猛暑とその⻑期化など地球温暖化の進⾏を実感する⽇々が続く状況ですが、これらの気候変動の要因や今後の変化を考える上で、地球史の中で実際に起こっていた温暖期の気候変動の実態を理解し、その変化プロセスを描像することは必要不可⽋な研究アプローチです。

 

 過去の気候変動を記録する地質アーカイブであり、世界中の海洋コアを保管解析する⾼知⼤学海洋コア国際研究所が主導して、⽇本および欧州4カ国の研究機関と連携を深める「温暖期気候変動研究交流拠点」を⾼知⼤学に設置し、国際共同研究を推進します。また、国際共同研究の推進役を担う若⼿研究者の育成策として欧州諸国と⾼知⼤学で実施しているサマースクール等を活⽤します。

 

 本シンポジウムには国内外からおよそ90 名(オンライン含む)が参加し、温暖期気候変動や若⼿⼈材育成に関する49 件の発表が⾏われます。海外からは、イタリア、ドイツ、イギリス、オーストリア、フランス、スペイン、韓国、ニュージーランドから15 名が現地参加します。10 ⽉22 ⽇(水)は⾼知城歴史博物館(ホール)を会場とし、翌23 ⽇(木)は⾼知⼤学海洋コア国際研究所に会場を移し、成果発表とコアリポジトリ⾒学などを⾏います。また、24 ⽇(金)には室⼾ジオパークのジオサイトや酒蔵などを巡る地質巡検を実施し、⾼知を舞台に国際研究交流を展開します。

 

日程

内容

会場

10/22(水)

オーラルセッション

高知城歴史博物館(ホール+実習室)

10/23(木)

オーラルセッション

高知コアセンター(セミナー室)

ポスターセッション

高知コアセンター(玄関ホール)

10/24(金)

巡検

室戸半島

 

 国際シンポジウムおよびJSPSプロジェクトの詳細につきましては、PDF資料をご覧ください。

【抜粋版】プレス発表資料_JSPS-C2C国際シンポジウム

【補足資料】プレス発表資料_JSPS-C2C国際シンポジウム

 

【お問い合わせ】

高知大学研究国際部研究推進課 海洋コア室

TEL:088-864-6712

MAIL:kk21★kochi-u.ac.jp(★を@に変換して送信してください)

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