公開日 2011年3月25日
平成18年度に「労働安全衛生法施行令」及び「石綿障害予防規則」等の一部改正により規制の対象となる建材に対する石綿の含有量が重量比1%から0.1%に拡大されました。また、平成20年に新たな種類のアスベストが建材等に使用されていることが判明したことから、アスベストの分析調査の徹底を図ることが必要となり、本学でも使用実態の再調査を実施いたしました。
これまでの調査結果を踏まえ、アスベストが使用されている建物については、状況に対応したモニタリングを実施し、アスベストの浮遊量を平成20年度より、毎年把握することとしました。(平成21年4月22日役員会承認)
このたび、平成22年度のアスベストの浮遊量調査を実施しました。本年度の調査結果から、昨年度の結果と比較しても変動が少なく、直ちに健康への影響を与えることがないと考えられます。
また、理学部2号館2階化学学生実験室のアスベスト除去、ときわ寮(全室)・基礎臨床研究棟(1室)の囲い込みによる飛散防止処理を実施しました。残存しているアスベストの抜本的な対策としては、大規模改修時に除去する予定です。
今後も教育・研究環境の安全性を確保するため、モニタリングを継続して実施し、アスベストの浮遊量を把握して参ります。
ご理解とご協力いただきますようお願い致します。
・平成21・22年度アスベスト浮遊量調査結果(4.87KBytes)
・高知大学吹き付けアスベスト使用施設一覧(8.48KBytes)
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