公開日 2020年12月4日
令和2年11月27日(金)、日本最大級の環境系展示会「エコプロOnline2020(https://eco-pro.com/2020/)」において、「科学技術でSDGsに貢献する!「STI for SDGs」アワード受賞取組紹介③」と題したオンラインセミナーが開催され、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する表彰制度「STI for SDGs」アワードを受賞した各機関の取組紹介が行われました。
高知大学からは、前年度に「STI for SDGs」アワード『優秀賞』を受賞した「汚水処理の持続性向上に向けた高知家(こうちけ)の挑戦 ~産官学による新技術開発と全国への展開~」について、自然科学系農学部門の藤原拓教授が産官学連携チーム(高知大学、香南市、高知県、前澤工業株式会社、日本下水道事業団)を代表し、取組紹介を行いました。
この取組では、藤原教授の研究シーズをもとに、産官学で汚水処理新技術の開発を行い、香南市野市浄化センターで汚水処理にかかる消費電力を3分の1、処理時間を半分に減少できることを実証しました。この結果を踏まえ、香南市で同技術を2か所に導入して汚水処理に関する地域課題解決に取り組むとともに、全国各地に水平展開し、人口減少が進む地方都市における汚水処理の持続性を向上させました。
セミナー動画は、以下のYouTubeリンクをクリックするとご視聴いただけます。
https://youtu.be/K9zQ9VaV58U
【 「科学技術でSDGsに貢献する!「STI for SDGs」アワード受賞取組紹介③」の様子 】
藤原教授による受賞取組紹介 |
藤原教授による受賞取組紹介 |