◆マハラナ・プラタップ園芸大学(インド共和国)との学術交流協定を締結しました

公開日 2025年3月5日

 2025年2月21日(金)、マハラナ・プラタップ園芸大学(インド共和国)との学術交流協定を締結しました。

 マハラナ・プラタップ園芸大学は、インド共和国北部ハリヤナ州に位置する園芸大学です。ハリヤナ州は、インド国内でも有数の穀倉地帯として知られる一方、近年は、農業の近代化・大規模化によって地下水枯渇のリスクが高まっており、環境負荷の小さい園芸作物栽培への転換等が求められています。同大学は、州内における園芸分野の教育及び研究の普及等を目的として、2020年に設立されました。

 本学との交流は、2023年7月にハリヤナ州農業大臣、園芸局長等が来高され、IoP(Internet of Plant)事業の取組視察がなされたことをきっかけに始まりました。マハラナ・プラタップ園芸大学側から、品種開発とIoPに関する共同プロジェクト実施の希望が示され、JICA円借款事業「ハリヤナ州持続可能な園芸農業振興事業」の一環として、協力を進めることとなりました。

 ハリヤナ州政府の施設で開催された協定締結調印式には、本学からは、受田浩之学長、石塚IoP共創センター副センター長らが参加し、インド共和国からは、Nayab Singh Sainiハリヤナ州首相、Shyam Singh Ranaハリヤナ州政府農業大臣、マハラナ・プラタップ園芸大学からMalhotra 学長、Goyal 学部長が出席したほか、太田雅美インド日本大使館一等書記官や国際協力機構(JICA)インド事務所担当者を含む3名が出席しました。

 当日の式典においては、ハリヤナ州首相、同州農業大臣の挨拶の後、両大学の学術交流協定書への署名、記念品の贈呈が行われました。

 また、翌日22日には、学長をはじめとする本学からの訪問団が、マハラナ・プラタップ園芸大学に招かれ、キャンパス内の施設見学を行った後、両大学の学長を含む研究者の間で、今後の両大学の学術交流に関して活発な意見交換が行われました。

 今回の協定締結により、両大学間の更なる交流推進が期待されます。

 

両大学長による調印

Nayab Singh Sainiハリヤナ州首相

(写真中央右)への記念品贈呈

マハラナ・プラタップ園芸大学視察の様子

 

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