公開日 2025年5月9日
2025年4月23日(水)、南投県政府観光処の陳志賢処長をはじめとする関係者一行が、受田浩之学長を訪問しました。
南投県は、台湾中部に位置する人口約47万人の内陸県です。台湾最大の淡水湖日月潭(にちげつたん)、台湾最高峰の玉山といった景勝地を活かした観光業や、茶葉・コーヒーなどの農業で知られています。本学は、同県唯一の国立大学である国立曁南国際大学と、日台の地方創生に資する活発な交流を行っています。今回の訪問は、南投県側から、本学を通じて、両大学間交流を両県間交流へと発展させたいという希望が寄せられたことから実現しました。
当日は、受田学長からの歓迎挨拶の後、陳処長及び曾国立曁南国際大副学長による御礼が述べられ、今後の交流に向けた意見交換が行われました。
意見交換においては、地域の大学が自治体にどのように貢献できるか、といったテーマが取り上げられ、受田学長から、自身が高知県の産業振興計画に策定段階から深く関与した事例をもとに、大学と自治体の徹底的な対話が不可欠である旨が語られました。南投県側からは、こうした知見をもとに、まずは両大学が短期交流プロジェクトを実施し、特に観光業や農業分野で、両県と大学が一体となった交流を展開していきたいとの期待が述べられました。
同日午後には、同訪問団による高知県庁訪問と会談が行われるなど、両大学間のみならず、南投県と高知県との交流推進が期待される貴重な機会となりました。
受田学長による歓迎挨拶 | 今後の交流に向けた意見交換 |
陳志賢南投県政府観光処長写真右との 記念品交換 |
記念撮影 |