◆チリツィ・マルワラ国連大学長らが受田学長を表敬訪問されました

公開日 2025年10月17日

 2025年10月8日(水)、チリツィ・マルワラ国連大学長をはじめとする一行が、受田学長を訪問されました。
 国連大学は、1975年に東京で活動を開始した、我が国に本部を置く唯一の国連機関です。国連機関全体のシンクタンクとして、SDGsの実現を含む地球規模課題の解決に向けた研究を行っており、今年で設立50周年を迎えます。
 今回の訪問は、マルワラ国連大学長が2023年の就任以来、同大学の認知度向上を目指して、全47都道府県訪問を目標に掲げられており、21番目の訪問地として高知県が選ばれたことから実現しました。
 当日は、マルワラ国連大学長から、国連大学の使命は、世界が直面している深刻な地球規模の課題解決に寄与することであり、日本の大学との連携促進を重要視していること、その具体的な取組として、SDGs達成に向けた日本の大学の連携の場である「国連大学SDG大学連携プラットフォーム」を創出していることなどが述べられました。
 続いて、受田学長から、本学は、地域の中核大学として、高知県という地域の強みを活かす研究を展開しており、世界平均と比較してSDGs目標14「海の豊かさを守ろう」に関連する研究活動が多い特徴を持つことの紹介がありました。
 また、表敬訪問の後には、マルワラ学長による特別講演「UNU and its Role in Advancing SDGs」が実施され、学生・教職員計20名程度が聴講しました。講演では、国連大学の成り立ちから、2024年には同大学で計218件のSDGsに関する研究が実施されたこと、目標達成には人工知能(AI)が有用であるといったお話がありました。学生からは、AIの倫理的活用方法に対する質問が寄せられ、マルワラ学長から、大学をはじめとした機関が、若者をいかに教育していくかが重要であるといった回答がなされました。
 地域における大学の役割を伝え、今後の国際的な発展に向けて学生・教職員が思索を深める貴重な機会となりました。

 

 

 

       受田学長による本学の取組紹介                両大学長 記念撮影

 

 

     

        マルワラ学長による講演                  学生との記念撮影

●このページについてのお問合せは...

お問合せフォームへ

掲載されている内容について、不明点や疑問に感じたことなどございましたらお気軽にお問合せください。

インフォメーション