公開日 2025年12月1日
高知大学医学部は、高知県全域の医療機関や介護施設等をICTで結ぶ「高知家@ライン」(高知大学医学部 公衆衛生学 准教授 宮野伊知郎)と、高知大学医学部附属病院(次世代医療創造センター)が担う「最先端医療」を組み合わせることで、県民が自宅近くの医療機関からでも新しい治療法や薬の情報にアクセスし、治験・臨床研究に参加できる日本初の「地域発の治験モデル」の取組を開始しました。
具体的には、
・高知家@ラインを通じて、地域の医療従事者・患者さんへ治験情報を発信
・高知家@ラインを通じて、治験参加者募集や、治験のフォローを円滑に支援
・治験参加中の患者さんが、高知大学医学部附属病院に毎回通うことなく、オンライン診療などにより地域で安心して継続できる体制を整備
これらにより、地理的制約を超えて、県民の治験参加機会が大幅に増加し、新しい薬や医療技術の恩恵をより多くの人々へ届けることが期待されます。この「地域医療 ✕ 先端医療」を「高知モデル」として、日本全国に、さらにグローバルに発信していきます。
・医療介護連携情報通信技術(ICT)(高知家@ライン)
https://www.kochi-u.ac.jp/kms/careline/index.php
・電子健康記録(HER)(高知家@ラインはたまるねっと)
・個人健康情報(PHR)(高知家@ラインヘルスケア)
https://hatamaru.net/energy-app/
・次世代医療創造センター

