公開日 2025年12月4日
大学院理工学専攻2年の川人郁斗さん(理工学部教授 森勝伸研究室所属)が、熊本市国際交流会館において開催された第61回フローインジェクション分析講演会/第39回イオンクロマトグラフィー討論会 合同大会において、学生口頭発表賞を受賞しました。
本大会は、毎年行われているイオンクロマトグラフィー討論会およびフローインジェクション分析講演会を合同で開催するもので、「分析化学」に焦点をあて、全国から分析化学の時代を担う大学院生や若手研究者による研究成果の発表と、相互のさらなる発展を目的として企画されました。分析化学は、自然科学の基盤を支える重要な学問・研究分野として、また産業の技術革新を推し進める原動力として重要な役割を果たしています。本大会では、発表学生の研究の質(研究の新規性・独創性、動機、仮説、結果、結論の妥当性、データの質、量)及び発表技術(発表者の理解度、簡潔かつ明確な説明、的確な質疑応答、今後の展開や発展性に関する考察)を総合的に評価し、学生口頭発表賞および学生ポスター発表賞が授与されました。
川人さんは「レシチンーコレステロール修飾ジルコニアの固定相による保持特性評価」というタイトルで行い、内容の質の高さに加え、質疑応答への的確な回答が高く評価され、本賞を受賞いたしました。


